『デスストランディング』と震災

『デスストランディング』と震災

初めてのゲームについての記事となりますがこの記事はゲームのレビュー記事でありながらゲームのレビューのみを綴った記事ではありません。

 

僕が『デスストランディング』のエンディングを迎えたのは奇しくも昨日、1.17 阪神大震災の日でした。

 

そしてエンディングを見届けた後、テレビで震災の特番などをみているとエンディングで枯れ果てたはずの涙がまた溢れてきました。

 

 

プレイステーション4『デスストランディング』とは

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簡単に『デスストランディング』ってこんなゲームってお話を。

 

まず、このゲーム、『メタルギア』シリーズなどを手掛けた小島秀夫監督が独立して作った最初のゲームにも関わらず発売前の前評判がすこぶる悪かったゲームでもあります。

 

ストーリー

ストーリーとしては、ネタバレしない程度に超大まかにいうと、ビッグバンのような事が起こり荒廃してしまったアメリカ大陸を横断しながらカイラル通信というインターネット網のようなものを荷物を運びながら繋ぎ直していき、再びアメリカを再建するといった内容です。

 

まぁ、その裏には色んな謎が隠されている訳ですがこれ以上はネタバレになるので控えさせていただきますがさすが映画マニアの小島秀夫監督らしいストーリーになっています。

 

 

ちなみに主人公は「ウォーキングデッド」シリーズでお馴染みのノーマン・リーダスさんです。

 

 

何をするの?

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一言でいうと、「○川急便」や「ヤ○ト運輸」のような配達をするゲームです。

 

しかも前半は徒歩がメイン。

後半でも車やバイクではいけない場所などもあり、そこへは徒歩で運ぶ必要があります。

 

ね、面白くなさそうでしょ?ww

前評判が悪いのも納得ではないでしょうか?

 

このゲーム、本当にやらなければ分からないのでレビュー記事読んでも、実況プレイ動画見ても本当の楽しさは分からないんですよね💦

 

ただ僕は面白かった‼️

 

『ストランドゲーム』

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小島秀夫監督はこのゲームのジャンルを「ストランドゲーム」と語っています。

 

ストランド、つまり『繋がり』。

 

そう、このゲームのテーマはずばり繋がりです。

ゲームシステム、ストーリー、全てにおいて『繋がり』というキーワードが核となったゲームになっています。

一つのゲームを作るのにストーリーとゲームシステムを融合させて一つの作品に仕上がっています。

 

このゲームはオンライン推奨ゲームでありながら他のオンラインゲームのようにマップ内に他のプレイヤーの姿がある訳ではありません。

 

ですのでプレイヤー同士で戦う(pk)事もありませんし、直接的な協力プレイ(coop)もありません。

 

しかし、色んなシーンで『繋がり』を感じ、『助け合い』を感じる事のできるゲームシステムになっています。

 

震災復興ゲーム?

その『繋がり』を感じる事ができるのはある程度プレイを進めてから。

レビューで低評価をしている方々はきっと序盤の数時間しかプレイしていない方だと思います。

 

プレイヤーは荒廃して道路すらない場所を配達の為、大変な崖や川などを通りながら歩いていく訳ですがある程度進めていくと誰かがかけてくれた『橋』があったり、『梯子』がかけてあったりします。

 

これは元々ゲーム内に配置されたものではなく、自分と同じようにプレイしているプレイヤーが「ここに橋があれば便利だな。」とか、「この崖を降りるには梯子があれば安全に配達できるな。」などと自分も含めて次にその場所を通る人の事を思って配置するのです。

 

道路再建なんかは一人では大変でなかなか無理なのですが、みんなで建設機器に素材を少しずつ入れていく事によって開通します。

そういった面の協力プレイはマップ内に実在するよりも深い『繋がり』を感じる事ができるようになっていると僕は感じました。

 

 

プレイヤーみんなで作る防災マップ

さんな繋がりを感じさせてくれるものにマップ内の「看板」があります。

 

こっちだよ!」といった矢印「→」のような看板から、「頑張れ‼️」といった「✊」のような看板。

 

そして危険を知らせる「‼️」といった看板までまるで地域の防災マップのようにたくさんの看板が他プレイヤーの手によって建てらています。

そしてその看板や橋などには全て「イイネ!👍」をする事が出来ます。

そのイイネはちゃんと看板などを立てたプレイヤーの元へ届くシステムになっていており、今までに他プレイヤーからいただいた「イイネ👍数」も確認できるようになっています。

 

しかも僕は数十時間プレイした中で「偽りの看板」は一つもありませんでした。

 

情報、特に災害が起きた直後というのは正しい情報の中にいくつか「嘘の情報」つまり、『デマ』が含まれる事が多いのですがこのゲーム内の看板には人を陥れようとするデマなど皆無でみんなで助け合ってプレイを楽しんでいるように感じました。

 

誰も傷つけない

このゲーム、実は他の敵人間キャラを殺傷する事が全くないんです。

銃などを使う事にはなるのですがあくまで『気絶させる』『拘束する』だけ。

 

BTと呼ばれる幽霊と対峙した場合はここが面白いのですが主人公の『血液』や『尿』、『便』を原材料としたグレネード、つまり手榴弾などで天に召される手伝いになっています。

 

地球も永遠ではない

このゲーム、僕の中でのサブテーマは『地球も永遠ではない』と勝手に思っています。

 

先に挙げた他プレイヤーや自分がせっかく作った橋などの建設物は時間と共に劣化し壊れてしまいます。

つまり、永遠ではない。

 

そしてあまり書くとネタバレになるのですが今、自分が住んでいるこの地球も永遠ではない

 

しかし、地震や台風、などの自然災害で荒れたしまった土地でも、いつか地球は崩壊するにしても荒廃しては再建して、また荒廃しては再建していく、地球が滅びる時は絶対にくるにしても。

 

『デスストランディング』と震災まとめ

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今回は奇しくも僕が阪神大震災1.17の日にクリアした

ps4 「デスストランディング」と震災

と題してプレイレビューと震災、『繋がり』についた書かせていただきました。

 

このゲームはただのテレビゲームではないと僕は感じています。

おそらく小島秀夫監督が伝えたかったうちの数%しか僕には受け取れてなかったかもしれませんがこれからまた南海トラフ地震も予想されています、その時、またリアルな世界で絶望せず、『繋がり』を大事にしていけるように行動しようと改めて感じさせていただいた僕には忘れられないゲームになりましたので今回初めてゲームに関しての記事を書かせていただきました。

 

ノベルティ(小説)

 

 

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