椎間板ヘルニア・狭窄症腰椎術 手術後翌日・・・・鎧コルセットマン誕生
おはようございます。
「尿道カテーテル抜いたら、しばらくおしっこが方向性見失う。」
鎧コルセットマンです。
腰椎固定術 手術翌日
『日本の夜明けぜよ!』と術後初めての朝を迎えたのですが、
手術当日の記事はコチラ
朝を迎えた段階で太陽光を浴びたせいか、なぜか夜中まであった
激痛は無くなっていました。
フルオプションやん・・・
しかしそこで冷静になって僕の身体を見てみると...
全身に色んな、オプションパーツが付いておりました、、、
あれ?オーダーしておりませんが?ww
それはまさに絵に描いたような手術後らしいフルオプションのコテコテ仕様ww
具体的には
2.弾性ストッキング(妻はずっと『男性ストッキング』だと思っていた)
3.背中の手術痕からの血液ドレーンの管&貯蓄パック
4.酸素量を測るセンサー 尿道カテーテル 点滴 軟性コルセット
朝、目覚めた時にすでにこの状態でしたので僕が描いていた
術後翌日には歩ける!と僕が描いていた希望は無残に打ち砕かれてしまいました。
白衣の天使現る☆
しかし、そこへ白衣の天使が現れました。
と言っても例の超絶可愛い看護師さんではなくイケメン看護師さん。
それでも
「鎧コルセットさん、おはようございます。コード少し外しますね〜。」
と心電図一式、酸素センサー外してくれました。
それでもまだまだオプションパーツがたくさんありますが少しでもオプションが減るだけで身軽に感じます。
その後、朝食だったのですが激痛はなかったのでなんとかベッドの電動リクライニングを上げました。
しかし背中をまっすぐベッドにつける体勢は取れません。
背中から血液ドレーンの管が血液パック?に向かって伸びていますので
「チューブ曲がったら排液できないんちゃうんかなぁ・・」とか思うと怖くて背中をずっと浮かしていました。
手術翌日の朝食は??
で、朝食は夜中に食べたモノとほぼ一緒!
いや、夜中のご飯から牧場の朝ヨーグルトのみを除いた素っ気ない朝食でした、残念・・
それが食べたかったのに、、、
ご飯を食べる恐怖。
ご飯を目の前に僕はある不安に気付きナースコールをポチっと押しました。
確認しておきたい事があったのです。
それは、、、排泄の心配
僕は腸が高性能なのか、日頃から食べたらすぐに大便をもよおすタイプなんです。
でもまだこの状態ではもちろんトイレにはいけない。
それを質問したかったんですが、もし話して上手くいけば全てのオプションを外してくれるのではないかという微かな希望も含んでいたのですが・・・
答えはまさかの・・・まさかの・・・・
「そのまま紙おむつの中にやっていただくか、ベッドの上で挿入便器という便器を腰の下に置いてしていただくかですね〜」
いやいや無理やん。
はい??オムツの中?それは、、、無理っしょ・・・
おむつの中でやったらブチョってなるやん・・・
頭の中に娘たちが赤ちゃんの頃おむつにう〇こをした時の汚れたお尻の映像が蘇ってきましたww
何気にイクメンだった事をアピールしていますが本当はおしっこ専門業者でしたww
んで、挿入便器?なんじゃそりゃ・・・
いや、その体勢で排泄なんて普通無理じゃね??
赤ちゃんでも横向いてう〇こするで。。。。
断食宣言
って事で僕の下した結論は、
歩けるまでご飯は食べん!!
看護師さんには
「点滴で1日堪えます!」と宣言!!
という事で丸1日の断食を決意しました。
術前、術後と固形物は食べていなくという事は
「胃の中に固形物は無いはず!」
なので理論上、問題は解決。
尿道カテーテル無理 なんですぅ
そうなると次なる問題は、、、そう、もう一つの排泄。
私、細かい病気で入院を何度かしています。
- 膝の半月板損傷
- 鼠径ヘルニア
- 熱中症
その都度、今回ほどではないですがオプションパーツを装着されていたんですが
どうしても無理なのが、、、そう、尿道カテーテルなんです。
あの気持ち悪さはとてもじゃないけど高熱でうなされてたりしている時ならまだしも、意識がしっかりした中では堪えれないのです。
「ちゃんと出てますよ~。」 といわれても気持ち良いものは気持ち悪い・・・
先生に「一生のお願いですからぁ・・・・」
と心の中で土下座しww下にパックのついた尿瓶を用意してもらい先生にお願いして抜いてもらいました。
僕の中ではこれでほぼオプション無しと同等のQOLをゲットした事になりました。
それでも横になって出来る人間ではないのです。
なのでこれが良いかどうか分かりませんが尿意をもよおしたらその都度気合いを入れて膝立ちになり用を足していました。
しかし、尿道カテーテルを抜いた後おしっこをする時のあの不快感はなんとかなりませんかねー
尿カテ抜いた後は、まるで断水工事後の空気がかんだ水道のような感じなんですよね、、、この状態は2日ほど続きました。
血液ドレーン
他のオプションパーツで一番心配になったのが血液ドレーン。
たぶん150ccくらいのパックなんですけど、昨夜から何時間おきにパックの中の血を廃棄してくれるんですが
割とまとまった量の血液が溜まるんです!
すぐにチャポンチャポンになるんです・・・
この血液ドレーンがなかったら、術後背中に血栓や血塊が出来て再手術でとらないといけなくなるらしいですが僕の場合本当にたくさんの量が出てきました。
僕は血を見るのが嫌いなものですから見ているだけで
「貧血になるー!」
「輸血しなくても大丈夫なのー?」
ってくらい大量の血が溜まっていました。
しかし、元々血の気が多いからか貧血になる事もありませんでしたww
束の間の自由・・
この日は昼食も一応出てくるものの断食、もちろん夕飯も断食。
夜になってW先生が様子を見にきて下さり、
残りのオプションパーツを全部撤去!!!
めでたすぎて、めでたすぎて・・・
この時はマジで涙が出るほど嬉しかった!
『俺は自由だー!!』と心の中で叫びました。
しかし・・・手放しで喜んでおれたのもほんの1分たらず・・
遂に奴が・・・例の奴が・・・その姿を現したのです。
ドーン!!!
まさに鎧コルセット!!
装着した瞬間思いついたのが
『鎧コルセットマン』やん。
でした。
そしてそのままブログタイトルにしましたww
マジでデカイし、重いし、金属入ってるから横なっても痛いし、、蒸れるし、、、
初装着時の感想は
『こんなん装着して寝れるかい!』でした・・・
一度装着したら最後この記事をリライトしている2019.7.27現在もまだ着用中です。(術後2ヶ月10日)
しかも基本24時間着用義務!
病院によっては就寝時は外しても良いよって病院も多々ありますが、僕が手術したK病院では固定術の患者はシャワー時以外は常に装着がルールでした。
装着したのが夜だったのですがとりあえずこの『鎧コルセット』のせいで眠れない、、、(2019.7.27現在はすぐに爆睡ww)
あまりに眠れないのでナースコールをポチっとして看護師さんに相談して
睡眠導入剤を導入wwしてもらいました。
飲んでから1時間ほど眠れませんでしたが初めて飲んだのですが知らぬ間に眠っていて次に目覚めたのは夜中でした。
断食の代償
目覚めた理由は痛みでした。
そういえばオプションパーツであった痛み止めの点滴を抜いてしまっていたのです。
しかも、夕飯を断食している為、ロキソニンが飲めない!
空腹では飲めませんからね・・・特に僕のような胃腸の弱い人間は。
それで痛みは止まったもののそれから最大の鎧コルセットの大変さを味わう事になるのです。
それは目覚めて必死にならないと寝返りがうてない!
(2019.7.27現在めっちゃ自在に打てるのできっと鎧コルセットのせいではなかった。
『鎧コルセットごめん濡れ衣やったわ・・・』
しかし当時はコルセットをまだ窮屈に感じていたのか寝返りを上手く打てなかったんです。
寝返りをしないと一方に体重がかかりすぎて筋肉が張るので痛みが出てしまっていました。
しかし、これだけは言っておきます!
鎧コルセットと自分の一体化だけは無理だと思います。
いや、今(2019.7.27)現在、一体化しかけてますww
あと20日ほどでお別れとなった今では少し寂しさを感じますww
まとめ
ブログ開設初期に書いた記事なのでリライトしてみると書いた当時(術後20日)と現在では感じ方にかなり違いが出てきています。
術後翌日はかなり内容濃いですねww
精神的にかなりやられた感じの日だった覚えはありますが術後の夜よりはだんだんQOLが上がっていくので前向きになれた1日だったと思います。
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