トップジュニアアスリートの焦らない育て方①『ヨロコル流子育て論』
はい、皆さんこんにちわ。
「焦らない方法教えます」
鎧コルセットマンです。
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トップジュニアアスリートの焦らない育て方①
今回の記事は前々から書きたくて書きたくてなかなか書けなかった記事です。
我が家のような平凡な家庭からどうしてトップジュニアアスリートが生まれたのかを出来るだけ詳しくお伝えしたいと思います。
ちなみに娘はインターハイ、国体、JOCジュニアオリンピック選手です。
この記事は全く引用も無し、本当に我が家独自のやり方を伝授しますので是非参考になさってっください。
ただし、最初に書いておきますがかなり覚悟が必要です。
しかし、我が子のような凡人DNAでも全国レベル達成は可能です。
早く始める事が10年後重要に
我が子は幼稚園年中さんから今のスポーツを始めました。
我が子の成績は上がったり、下がったりでした。
小学校6年生で都道府県で上位に入りましたが、ずっとそれをキープ出来ていたわけではありません。
中学校に入るといわいる「後発組」と呼ばれる小学校高学年から始めた大柄な選手が早めに第二次成長期を迎え、急に上位に食い込んできたりします。
しかし、高校を迎える前にはそういった「後発組」は上位から姿を消します。
僕の経験では小学校高学年や中学などから始めた選手には残酷かもしれませんがインターハイをはじめとする全国大会の上位者で「後発組」の姿を見た事はありません。
ゴールデンエイジ
皆さんも一度は聞かれた事あるのではないでしょうか?
「ゴールデンエイジ」
人間の神経系の発達は4歳くらいから急激に伸びて12歳の頃には成人とほぼ同じ100%に達するといわれています。
この話は当たり前にいわれている事なのでこれくらいにします。
「後発組」のピークは短い
中学に入り、早めに第二次成長期を迎え身体的に急成長した大柄な選手は幼少時から始めた選手をフィジカル的には一時的に凌駕します。
そのフィジカルを活かしたプレーでたしかに一時は幼少期開始選手からレギュラーを奪うといったシーンを僕もたくさん見てきました。
指導経験が乏しい監督やコーチというのはそういう選手を使う傾向が高いと感じます。
しかし、どうでしょう。
いつまでもフィジカルで優っていますか?
身長はたしかに急成長した選手の方が最終的にも高いかもしれません。
ちなみに我が子は149cmです。
しかしフィジカルは身体の大きさだけではありません。
小柄でも毎日地道なトレーニングを積むことによって体幹、筋肉などパワーに繋がる要素は同じか、またはやり方によっては大柄な選手と同等かそれ以上に出来る可能性があります。
そういった理由でだいたい小6くらいで後発組がもっていたアドバンテージは中3に至る頃には0になっているケースがほとんどなのです。
実際、全中などの全国大会の上位チームレギュラーメンバーなどを見ていると幼少期に聞いた名前がズラッとならんでいるという事になります。
「じゃあ後発組が同じくらいフィジカルを鍛えたら?」って思いますよね?
次の章ではその辺りをお伝えします。
ゲーム感覚
これが「後発組」がいくら努力しても幼少期開始選手に勝てない理由です。
フィジカル、技術は追いつけても競技時間の長さがものをいう「ゲーム感覚」だけはいくら努力してもはっきり言って追いつけません。
サッカーで例えると、幼少期から始めている選手は第三者目線でゲーム中にドローン視点でグラウンド全体を把握できる選手がいます。
世の中ではそれを「天才」と呼びますが実際は自分が今いる場所を把握するGPSのような機能や、自分を除く21人位置を頭の中で処理して頭に描けるのです。
そういう選手はボールを持たない、絡んでいないシーンで時々キョロキョロしながら「散歩」して観察して情報を処理しているのです。
時間にしてほんの数秒ですが。
そしてボールがきたら即得点に絡む活躍をみせる。
これも「幼少期からの競技経験」がなさる業。
つまり「ゲーム感覚」なのです。
後発組が意地になって競技時間をいくら積み上げても、幼少期から自分の身体の大きさが変化しながら試行錯誤してきた経験と、身体が出来上がってから積み上げた経験では勝負にならないのです。
なので、時々そういった選手を育成されチームを見かけますがコーチはひたすら「技術だけ」を教えます。
それはそうした事を分かっているからです。
幼少期開始選手は故障が少ない
これもたくさんの選手を見てきた経験上間違いありません。
※幼少期にオーバーワークしていた選手は除く。
幼少期から同じスポーツを行う事でそのスポーツに適した
「故障を防ぐ為に身体の硬くなくてはいけない関節、柔らかくなくてはならない関節」
が出来ます。
それに加え、コンタクトのあるスポーツでは幼少期からの経験で
「怪我をしない転倒の仕方、相手への身体を預け方」などを学んでいるのも故障しないという事に繋がります。
まとめ
トップジュニアアスリートの焦らない育て方①はここまでにします。
今記事では全国レベルのアスリートを育てるには幼少期から同じスポーツを始めるべきだというお話を書いてみました。
幼少期からスポーツを始めるべきだといっても何もそのスポーツだけをしろという訳ではありません。
アメリカなどではメインのスポーツ以外のスポーツと掛け持ちでプレーし、20歳を超えてから1つに絞りプロになるバスケットやアメフトの選手も少なくありません。
しかし注意しなくはいけないのは関節の硬さが必要な場所が違うスポーツは避けた方が良いという事です。
次回は「逆算理論」をテーマに書きたいと思います。
お楽しみにしていてください。
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