椎間板ヘルニアからのスポーツ復帰について

はい、皆さんこんにちわ。

 

「仕事復帰して下界はこんなに暑かったのかと気付かされています。」

ヨロコルです。

 

 

リハビリを頑張ればどんなスポーツへの復帰も可能??

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先日Twitterにこんな質問が僕によせられました。

その質問について僕的に思う事をお伝えしたいと思います。

 

Twitterからの質問

「ヘルニアになって術後にリハビリをどれだけ頑張っても出来ないスポーツがあると思いますか?」

 

これが僕に送られてきた質問です。

 

正直どうなんやろ?って僕も考えていた事でしたので記事にしました。

 

 

世界を舞台に活躍する椎間板ヘルニアから復帰したスポーツ選手たち

まず、ここで椎間板ヘルニアから復活をとげたスポーツ選手を挙げてみましょう。

 

タイガー・ウッズ(ゴルフ)

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一番近い所でいうとゴルフのタイガー・ウッズ選手ではないでしょうか?

タイガー・ウッズ選手は椎間板ヘルニアといわれていますが術式を考えると腰椎すべり症を併発しているといわれています。

 

腰椎すべり症の詳細はコチラ

 

一般的にスポーツ選手は腰椎分離症や腰椎滑り症を発症すると引退といわれた時代は医学の発展と共に過去の遺物になってきているのかもしれません。

 

タイガー・ウッズの術式は「前方固定術」。

この手術の前に3度通常のヘルニアの一般的な手術を行っています。

僕のような後方固定術がメインになっていますがタイガー・ウッズ選手は前方固定術。

医学的な事は控えますがスポーツの種類によっては復帰を考えるとこれからはコチラがメインとなってくるかもしれませんね。

 

シモン・ハレプ(テニス)

先日のテニス4大大会の中でも唯一「チャンピオンシップ」という冠がつく、グランドスラムの一つ、「ウィンブルドン選手権」にて復活優勝を果たした女子選手です。

 

ハレプ選手は世界ランキング1位だった2018年10月に中国オープンを試合途中棄権しその後の検査で椎間板ヘルニアと診断され、長期離脱かと思われましたがどういうことか短期で復活され2019年の快挙へ繋がりました。

ハレプ選手の場合、腰や下肢ではなく背中の痛みが主な症状だったそうです。

 

大山加奈(バレーボール)

大山選手は中学校の頃から椎間板ヘルニアに悩まされ、脊柱管狭窄症も併発を経験されています。

2007年、W杯前に激痛に襲われ、以前から通院していた東京のケィシーカイロプラクティックセンターにて施術を受けトレーニングが出来るまでに回復。

しかし、北京五輪前練習中いままで感じた事のない激痛に襲われ手術を決断。

奇しくも手術日は北京五輪のベネズエラ戦当日でした。

手術から1ヶ月後、リハビリを開始し、現役復帰を遂げた。

 

大山選手は

「コートに立つことが恩返し。完全な体に戻し、試合に出る姿を多くの人に見てもらいたい」

とブログで語っています。

 

大山選手以前、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症で背中にメスを入れた選手がプロという舞台に復活するという選手が少なかったという記事を読んで僕自身もかなり勇気をいただきました。

 

高橋由伸(野球)

高橋由伸選手は2007年くらいから椎間板ヘルニアに悩まされ、2009年にマスコミでの知名度も高い出沢明医師によるPED法(低侵襲内視鏡検査手術)を受け、翌年には復活を遂げ打席に立ち続けた。

 

野球選手では赤星憲広選手も首はむち打ち症、腰は椎間板ヘルニアと診断されましたが、手術せず満身創痍になりながらも引退まで全力プレーを貫きました。

 

プロとしては厳しい

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このように椎間板ヘルニアを乗り越えてトッププロとして現役復帰されたアスリートは存在します。

 

しかし、その裏側で椎間板ヘルニアの後遺症などにより手術しても現役復帰出来ず引退に追い込まれる戦手も少なくありません。

 

トッププロアスリートとして椎間板ヘルニアを乗り越えて第一線に復活出来る選手はごくわずかでしょう。

 

エンジョイレベルなら

 

ではエンジョイレベルのスポーツならどうでしょう。

 

上に挙げた、ゴルフ、テニス、バレーボール、野球、これらのスポーツをエンジョイレベルで楽しむ事はリハビリ次第で可能だと考えることができると思います。  

 

ただし、今まで通りのフォームを続けていくのは不可能かもしれません。

 

ゴルフならスタンスを少し狭めにして腰椎にかかる負担などを心がけたり、昨日僕がプレーしたテニスだとエンジョイレベルなら俗に言う「手打ち」にわざとなるようにオープンスタンスでスイングするなど腰椎に負担をかけないフォームを心がける事でプレーは可能だと思います。

テニスは主治医からも「嫌だろうけど手打ちにしてね。」と言われました。

 

復帰できる出来ないではないかもしれませんけど接触プレーのあるサッカーやラグビー、バスケットボール、それに常に転倒と隣り合わせのバレーボールなどはぶっちゃけプレーする事をオススメする事は出来ません。

再発と隣り合わせの病気ですのでよほどの事がない限りしない方が身の為です。

 

まとめ

 

椎間板ヘルニア手術後のスポーツ復帰について復帰を果たした選手を例に挙げながら僕なりに復帰可能なスポーツを考えてみました。

 

結論としてはトッププロレベルに関しては出来ない事はないが引退を常に頭に入れてその後も後遺症が残る可能性があり、本当に覚悟が必要。

 

エンジョイレベルでもフォームを変えるなどが必要だという結論に達しました。

 

接触プレーのあるスポーツに関しては再発リスクを考えた上で無理のない程度のプレーを心がける必要があると思います。

 

残念ながら僕の経験と考察としては術前のような全力プレーする事は不可能だと考えた方が良さそうです。

 

とはいえ、全力でリスクを背負った上でプレーしなくても楽しいのがスポーツです。

 

皆さんも椎間板ヘルニアになったから諦めるのではなく、自分の身体と相談しながら楽しめる範囲のレベルでエンジョイしましょう!

 

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