ヨロコル.com RE:3.4 椎間板ヘルニア?脊柱管狭窄症?どっちなん💦

 

ヨロコル.com RE:3.4 椎間板ヘルニア?脊柱管狭窄症?どっちなん💦

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間にいくつか新しい記事を挟んでしまいましたが今回はRE:3としてS病院で脊椎外科センターのあるK病院に紹介状とMRIの画像CD-RをもらってセカンドオピニオンとしてK病院にて診察を受けた話です。

 

 

まさかここでも?

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たしかK病院を訪れたのは木曜日だったと思ういます。

 

K病院を選んだのは脊椎外科センターが設置されている事と、侵襲の少ない椎間板ヘルニアの内視鏡手術を受けられるからという理由です。

「ちゃっちゃと行って2〜3日の入院で内視鏡でサラッと手術してもらって翌日には元気に歩ける♩」

 

と今から考えると『超甘〜い』考えでした。

今から考えるとスピードワゴンの小沢もびっくりの甘さですw

 

けど最初はみんなそう思うはずです。

 

巷の情報では

「現代の医学ではヘルニアは手術無しで治る。」

といわれていますからね。

 

そんな超甘い考えのまま診察。

まずは先生がS病院から持参したMRIを確認。

 

「そうですね、二箇所のヘルニアがあります。」

 

やっぱり一緒か、、、

 

と思っていたら

 

「僕は専門家ではないので午後診の脊椎専門医のU先生に見てもらって下さい。」

と言われてしまいました💦

 

えっ、先生専門医と違うの?

 

そう、実はここが結構ポイントで脊椎外科センターがあるような病院でも基本的には『整形外科』ですのでもちろん専門医以外の先生に当たることがあります。

 

そして僕の行ったK病院では専門医は毎日出勤している訳ではなく、診察や手術の為に週に二度だけ大学病院から来られていたのです。

その『週二回』の日に偶然来院した僕はかなりラッキーだったと思います。

 

 

 

院内放送で呼び出し

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そう言われた後、午後診のある夕方まで病院で待機かぁ、と思っていると突然院内放送で呼び出されました。

 

呼び出された診察室に入るとそこには大学病院から来られているU先生がいらっしゃいました。

 

話を聞いてみると僕の情報を午前中に診察してくださった先生から引き継ぎされていたらしくその中でも

 

『排尿障害』という言葉に引っかかりを感じられて手術と手術の合間の休憩時間に関わらずMRIを確認して下さったようでした。

 

「S病院で撮られたMRIの画像は不鮮明で尚且つヨロコルさんの気にされている『排尿障害』の原因を探れる角度ではないので今からここでもう一度MRIを撮って下さい。」

 

との事でした。

 

そう、今から考えればこういう所なんですよ‼️

通常の整形外科医と脊椎専門医とのスキルの違いは‼️

 

僕は医療関係者では無いので分かりませんがMRIの機械のレベル、何を知りたいかによって変わる撮影角度、そして画像診断能力。

 

MRI検査は精密検査と呼ばれますがこのU先生の行った検査が僕は『本当の意味での精密検査』だと思っています。

 

「ヘルニアですねー」とだけの検査のS病院で受けたMRIは『精密検査ではありません‼️』

 

ちなみに同じ箇所のMRI検査なのに所要時間はおよそ2倍〜3倍かかりました。

それだけU先生から検査技師への注文が多かったという事ですね。

 

※初診のMRI検査であまりにもすぐに検査が終わる場合、その病院やその医師は大事な事を見逃している可能性が高いのであまり信用しない方が良いと思います。

 

 

 

検査結果

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検査が終わるとすっかり午後診の時間になっておりすぐに診察室へ呼ばれました。

 

そこでまた問診を細かーく細かーくやりながら先生は画像と僕の顔を行ったり来たり、、、

 

そして先生の口から出た言葉が

 

『L4〜5のヘルニアとL3〜4の脊柱管狭窄です。』

 

んん?ヘルニアは分かるけど脊柱管狭窄症??

 

脊柱管狭窄症ってお爺さんやお婆さんが歳を取ってからかかる病気だと思っていたので、この時は本当にショックでした⤵️

けど色々聞いてみると

 

  1. 若い頃ガチでスポーツをやっていた人
  2. 重いものを持ったり運んだりする仕事の人
  3. 立ち仕事の人

 

は40代や30代でも脊柱管狭窄症になってしまう事があるそうです。

 

ちなみに、上の3つの条件僕はコンプリートしてます💦

 

で、先生が引っかかりを感じた排尿障害についてはやはり脊柱管狭窄症によって排尿を司る骨盤神経を圧迫して起こっているという事でした。

 

通常椎間板ヘルニアだけでは排尿障害の症状は出ない事が多いとの事で先生はS病院でのMRIを見た時から脊柱管狭窄もあるのではないかと睨んでいたそうです。

 

 

 

切開手術回避不可

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そこで僕が一番心配していたのはやはり椎間板ヘルニアだけでなく脊柱管狭窄も合併していると内視鏡手術が不可になるかもしれないという事。

 

結論的にいうと椎間板ヘルニア切除も脊柱管狭窄症の腰椎椎弓切除術も内視鏡手術(MEL)で可能なんですが先生が勧めてきたのは後方腰椎固定術。

 

つまりチタンボルトなどを使って背骨の一関節を固定する手術でした。

 

そうなると、切開手術というのが現実的になってしまいました。

 

固定術をしないで内視鏡手術を選択するのもありでしたが先生が

 

「仕事復帰までの所要日数は共に3ヶ月なので変わりませんよ。」

 

とおっしゃられたので予後に安定した回復が見込める腰椎固定術を選択しました。

 

手術の段取り的には

 

①   外側ヘルニアの除去 
②   変形骨、骨棘の除去 、窓?開け 
③   ②で除去した自家骨を砕きカプセル?に入れ椎間に入れる 
④  3〜4をチタン製のスクリューと金具で固定  

 

という感じ。

 

手術というよりも『工事』といった方が良いかもしれませんねw

 

それとも『改造人間手術』でしょうかw

 

フォロワーさんの中には「手術が怖い」とおっしゃる方がおられますが僕の場合は

 

手術が怖い<痛みや痺れがとれる

 

という感じでしたので悩むまでもなく本当に『秒』で手術を決意しました。

 

それから手術の日程を決めるのですが排尿障害があったのでなるだけ早い方が良いという事で先生がPCで手術スケジュールをチェックした所、奇跡的に1週間後に1コマだけ空きがあったので即決定‼️

 

ここまで診察室に入ってから数分(おそらく5分)の間の話です。

 

心の準備もなく、仕事のスケジュールも関係なく、ただただ痛みや痺れから解放されたかった。

それだけ切羽詰まっていたという事ですね。

 

 

 

まとめ

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今回はRE:3.4という事で手術をしたK病院にてMRI検査、U先生とのやり取りや手術説明などについてリメイク版を書かせていただきました。

 

読んでいただいてお分かりだと思いますがとてもスピーディーに手術が決まっています。

 

結果的にこうしてスピーディーに手術できた事で神経の圧迫時間を短く出来て神経の回復も早める事に繋がったと思います。

 

いつも書きますが椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症は手術するなら早ければ早い方が間違いなく予後の回復スピード、回復レベルが上がります。

 

その為にも出来るだけ早く、的確な診断、検査などが出来、尚且つ手術経験の多い脊椎専門医を受診する事をお勧めします。

 

 

 

次回

次回のRE:シリーズはいよいよ、入院〜手術の内容のリメイク版となります。

 

元記事を書いた時はその時の僕に起こった事や気持ち、たまに面白い目線で書いていましたが、リメイク版ではその辺りも踏まえながらもう少し冷静に第三者的目線でも書いていければと思います。

 

その間にまたいくつか違う記事が入ると思いますが是非とも楽しみにしていて下さいね。

 

 

 

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