そんな甘い考えは捨てた方が良い
そんな甘い考えは捨てた方が良い
またまた質問箱への質問のアンサー記事です。
今回の質問はコチラ
「腰椎固定術の手術をしたらもうヘルニア再発しませんでしたか?」
という質問でした。
この質問を僕個人でお返事すると
「していませんね。」
という事になりますがきっと質問者さんが求めているのはそういう僕個人の答えではないですよね?
という事で今回は
腰椎固定術の手術をしたらもうヘルニア再発しないのか
というテーマでお送りしたいと思います。
再発リスクは下がるどころか上がる?
真面目な話、ぶっちゃけると
腰椎固定術してもヘルニアは再発します。
そして、どちらかというと再発リスクは上がります。
以前にもどこかの記事に書いたと思いますが腰椎固定術をするとヘルニアになっていた上下の椎間を固定して骨が一体化し、最終的に一つの椎間になる訳なので超簡単にいうと関節が一つ減るという事になります。
と、いう事は固定術をした椎間の上下の椎間にかかる負荷は術前より増える訳なので施術箇所上下に椎間板ヘルニアが再発するリスクは当然高くなる訳です。
逆にいうと固定術をした箇所の再発は考えにくいのである意味「再発はしない」という事になります。
だからこそ
上記のお話から分かるようにだからこそ再発防止にはその施術箇所上下の椎間の負担を和らげる為に周囲の筋肉を増強したり、骨盤にかかる負担を減らす為に減量したり、腰〜足までの関節を柔らかく保つ為にストレッチを欠かさず続けたりが大切になる訳です。
周囲の筋肉を鍛えるのは体幹トレーニング
骨盤にかかる負担を減らすには減量もですが椅子への座り方の工夫
関節を柔らかく保つには寝る前の数分のストレッチ
結局術後もそういった日常の努力無くして再発リスクを減らす事は不可能だと思います。
まとめ
単純に腰椎固定術の手術をすれば一生ヘルニアにならないなんていう事は絶対にありません。
固定術を施術した分、施術箇所の上下に椎間板ヘルニアを発症するリスクは高くなります。
この病気を発症し、しかも腰椎固定術をしなければならないほど悪化してしまった人は極端な言い方かもしれませんが再発したくなければ一生、再発リスクを減らす努力を欠かしてはならないと思います。
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