車椅子と隣り合わせ
車椅子と隣り合わせ
先日質問箱にこんな質問が寄せられました。
『固定術後、足が引っかかってかけたら、車椅子とかになるのでしょうか?』
という質問です。
この件に関する記事を僕は3つほど書いています。
もし脊椎に刺さっていたら
まずはこの記事⬇️
フィギアスケート選手で有名なプルシェンコ選手のお話です。
彼の場合、ジャンプの着地で人工椎間板を固定していたボルトが折れる事故に遭いそのボルトの除去手術がロシアの国営放送で生中継されたそうですがもし、この折れたボルトが運悪く脊椎に刺さっていたとしたら間違いなく下半身不随となり一生車椅子生活を余儀なくされていたでしょう。
僕の体験談①
ここからは僕の体験談。
まずは術後半年での転倒。
この時はマジでビビりました💦
完全にやらかしたと思いましたからね、、
上の記事内で紹介しているバスソルトまじで効果ありますので是非皆様お試し下さいませ。
僕の体験談②
そして二度目、次は4mからの落下事故。
この時は直接、ボルトが入った箇所をぶつけた訳ではないので前回ほど焦りはしませんでしたが腰回りを含むいろんな所を打撲しましたので全身痛かったです。
努力で作られる天然の鎧
この二度の事故で僕の腰に入ったボルトが無事だったのはたぶん奇跡だと思います。
ただ奇跡だけではないという事は付け加えなくてはなりません。
前述の過去記事リンクの中にも綴っていますが僕の脊椎の左右の筋肉ははっきりいって異常なほど発達しています。
術後すぐからトレーニングを始め、現在でも毎晩トレーニングをかかしていません。
元々年のせいもあり腰回りには脂肪もついてきていますがそれ以上に筋肉が太くなっていて腰からお尻にかけてはプロ野球の投手のような身体のラインになりました。
この腰回りがまさに『天然の鎧』のように僕の脊椎を守ってくれています。
ですがもし、例えばトレーニングもなく元々華奢な女性が同じ事故に遭遇したら、、、
間違いなく何のクッションもなく直接患部を打ちつけてしまう。
そう考えるともし今回の質問者さんがそういう方の場合は足が引っかかって転倒した場合打ち所にもよりますが車椅子となったしまう可能性はあります。
フォロワーさんの経験談
フォロワーさんの中には
「冬になるとボルトに冷たさを感じるのでボルトの抜釘手術をしました。」とおっしゃられた方もおられました。
そういう方が僕のような事故に遭遇していたら、、、
かなりの確率でボルトが折れ、最悪の場合脊椎を傷付けて半身不随という結果を生んでしまう事もあると思います。
また僕のフォロワーの中にお一人だけボルトが本当に折れてしまった方もいらっしゃいます💦
その方は体操競技をなさっていて固定術後も競技を続けられていたのですが練習中に転倒してしまいボルトが折れてしまったそうです。
幸い脊椎に遠い部分で折れた事、そしてすでに椎間の骨がしっかり形成されていた事で無事だったそうです。
ちなみに今もまだ折れたボルトは体内に残しているそうですが、、、
そういったリスク軽減の為には僕もまだ思案中ですが椎間の骨が一つに形成された時点で「抜釘手術」を施術してもらうという事も重要になってくるかもしれませんね。
注意は一生
質問者さんは結局何をご心配されているのかというと固定術をしてボルトが入っている状態になるとこれから一生転倒に気をつけて生きなければならないのかという事だと思います。
前述の通り、僕のように転倒しても無事な事が多いとは思いますがそれには「運」もあり、体つきや筋肉のつき方も大きく影響します。
もし、抜釘手術をしないと考えた場合とにかく日常生活、仕事、スポーツにて細心の注意を払う事が大事だと思います。
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