足の裏の痺れ【質問箱から】


足の裏の痺れ【質問箱から】

先日こんな質問が質問箱へ送られてきました。

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よくある質問なんですが引っかかったのは

 

足の裏の痺れ

 

というワードでした。

 

フォロワーさんにも多いんですよね。

 

ということで今回は足の裏の痺れについて僕の体験談と得意?の検索力を駆使して調べた情報を元に足の裏の痺れについて考察していきたいと思います。

 

手術前の診察にて

実は僕も主治医の手術前の診察にて念入りに足の裏の痺れについて調べられました。

 

主治医がいうには足の裏に痺れが出ているかどうかというのがかなり重要なポイントらしく、ヘルニアや狭窄症の手術をした後の回復に大きく関わってくるとおっしゃっていました。

 

僕も足の痺れはありましたのでそれが足の「指」なのか「裏」なのかそもそも足首より下全体が痺れたようになっていたので判断が難しかったんですよね。

 

結果、僕の場合は足の裏に痺れは存在していなかったようで手術をし現在は足の痺れも全く残っていません。

 

椎間板ヘルニアは詳しく検査してみると、たとえば全国民検査してみると無症状の方も含めてヘルニアをもっている割合が何割というくらいの数の結果が出るそうです。

もちろん大小含めてのお話ですが。

 

ですのでもし腰痛や足の痺れが出ていてMRI検査で椎間板ヘルニアという結果が出てもその症状の原因が椎間板ヘルニアとは限らない訳です。

 

原因が椎間板ヘルニアでなければ手術を行っても症状が改善されない理由でもあります。 

現在、椎間板ヘルニア治療ガイドラインが投薬治療が基本になっているのもそういった事が背景にあると思います。

 

足根菅症候群

その足の裏の痺れの原因で一番多いのが『足根菅症候群(そっこんかんしょうこうぐん)です。

 

足の裏の感覚は「足底神経」という神経が関係しているのですがこの足底神経が通っている場所がなかなか厄介で足根管という内くるぶしの下にあるトンネルは狭いくせに「神経」、「動脈」、「静脈」と3つものラインが通っているんです。

 

ですので足が疲れたり、他にも常時周囲の筋肉が炎症を起こしていたりすると足の裏に痺れが出たり、動脈や静脈など血管も通っているので末端冷え性などの原因にもなってしまいます。

 

以前こんな記事を僕は書きました。

 

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足の指や爪のお話なんですが、僕の場合は足底神経への影響はなかったようですが血管などを圧迫していたようで手術後は劇的に改善されました。

 

で、なぜ手術後に改善されたかと言いますと僕の場合はヘルニアか狭窄症による「間欠性跛行」で前脛骨筋(弁慶の泣き所の筋肉)の張りが酷くその筋肉が炎症を起こす事で血流を妨げていたからです。

 

というように腰〜足底までずっーと繋がっているんです。

ですのでヘルニアや狭窄症などの疾患があると下肢のはもちろん末端である足指にまで症状が出る訳です。

 

話を戻しますがこの足根菅症候群ですが治療となるとブロック治療、投薬治療、そして開放手術となるようです。  

場所や内容は違いますが神経の通り道が狭くなるという意味では一緒ですのでおのずとヘルニアや狭窄症と治療方法も同じような段階を踏むようです。

 

でもらもし、僕からどうするかと考えてみたんですが僕ならまずはインソールから見直すかもしれません。

そのインソールも下の記事にあるように靴のソール形状によっては逆効果になる事もあるのでソール形状の違った靴に買い替えた場合の使い回しは危険です。

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実はこの記事をここまで書いていてもしやと思ってググって見たのですがやはり、この足根菅症候群にはインソールはかなり効果的だそうです。

 

足根菅症候群の原因は足のアーチ形状のアライメントが狂って起こる事も多いのでインソールにてそのアライメントを調整してあげることで足部の傾きを改善して足根管の圧迫を改善することが可能なようです。

 

僕はただのイチ患者なのですが何年もブログを書く為、自らの為に色々考察していくうちに今回のように自然と効果的な対策案を導き出す事が出来る様になりました。

 

僕は全身の神経の通り道が狭い?

これも考察段階ではあるのですが僕はきっと全身の神経の通り道が狭いと思われます。

 

よく腕を使いすぎると「胸郭出口症候群」の症状が出ます。

症状とは手指の痺れや怠さです。

 

この症状が出たらすぐにいつもの超音波治療器を自分で施術すると2〜3日で治るんですけどね。

結局これも周辺筋肉を深部からほぐす事で通り道を広げてあげる事が大切なんです。

 

もちろん、ふくらはぎや前脛骨筋に施術する事で足根菅症候群にも効果的だと思いますので是非お試しくださればと思います。

価格は下記の記事リンクから確認していただければと思いますがそんなに高額ではありませんのでご安心を。

 

超音波治療器『USPRO2000』の記事⬇️

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質問者様への返答

では最後に質問者様への返答を簡単にさせていただきたいと思います。

 

まず、足の裏の痺れですが前述しました通り僕は「足根菅症候群」の可能性があると思います。

次にふくらはぎや腰の痛みですがおそらくお尻周りの筋肉、おそらく梨状筋というお尻の深部にある坐骨神経の通り道にある筋肉の張りが原因の可能性もあると思います。

 

上(腰)が原因で下(足の裏)、逆に下が原因で上という事も考えられますので腰から足底までのアライメントを整える為にインソールを入れたり、とにかくストレッチやマッサージ、超音波などで筋肉を柔らかく保つ事、その両方を一定期間続けてみてはいかがでしょうか?

 

医師的には手術は終わって外科的には終わっているという事でしょうから後は質問者さんがご自分で出来る限りの努力をして改善していくのみだと思います。

 

最後に「一回の手術でよくなる人もいるのでしょうか?」という質問に対してですが僕は一度の手術で良くなりましたよ。

ただ手術後、3ヶ月は死に物狂いでリハビリやトレーニング、良いと思う事は神頼みも含めて全てやりましたけど。

 

神頼み系の記事⬇️

 

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