インターハイ2019『命懸けのインターハイってあかんやろ・・・』

はい、皆さんこんにちわ。

 

「選手ファーストじゃないインターハイなんとかしろ!」

 

鎧コルセットマンです。

 

命懸けのインターハイ

 

 負け惜しみと言われるのが嫌なので先に書いておきます、我が子の高校はまだ負けていません。

 

 

世の中に出回っている情報は美化されているので僕ははっきり書かせていただきます。

 

現在開催中の「南部九州高校総体」通称インターハイ。

 

ギラギラと照り付ける太陽の下で熱戦が繰り広げられていますが、本当にこの時期にやる意味があるでしょうか?

 

娘はまだ高校生なのでプライバシーと高校の関係者に迷惑がかかるので競技名は明かせませんが今日の試合後、数人が救急車で搬送されました。

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いわいる熱中症です。

 

病院へ行き、点滴してホテルへ戻れた選手もいれば入院となった選手もいるかもしれません。

 

連日の炎天下で疲労も毎日続く全国強豪校との試合で日を追うごとに蓄積され、熱中症をひきおこしてしまうのです。

競技開始時間

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競技にもよりますがだいたい第1試合開始が午前9時。

この時間はまだ大丈夫かもしれません。

 

しかし第2~3試合となれば試合開始が正午前後になります。

 

1日の中でも一番熱中症に注意しなければいけない時間に試合が始まるのです。

 

しかも競技によっては1日複数の試合を行う過密スケジュールになっています。

 

そんなスケジュールの中で選手は最高のパフォーマンスを維持できる訳ありません。

 

 

柔軟な独自のルール変更

 

たしかに一部競技では独自のルールを採用した競技もあります。

 

しかし、各スポーツ高体連の中でバラつきがあり、通常ルールで行っているスポーツが大半です。

僕が思うに明るくなる早朝6時から開始、11時~16時までは試合を行わず残りはナイターで。

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などという変則ルール採用が好ましいと考えています。

 

運営者の都合

そうした柔軟なルール変更や時間変更などを行えないのは全て開催地や高体連などの運営者の都合なんです。

 

ボランティアの手配や予算面などを踏まえて運営者側はきっと

「予算やボランティアなどを考えてやれる範囲で最大の努力はしたつもりです。」

 

そうおっしゃるでしょう。

しかし、「つもり」では困るのです。

 

マイクで会場で「熱中症には気をつけてこまめに水分をとりましょう」ってアナウンスしていますが、

 

それで熱中症対策しているつもりですか?

そんな事全国レベルの選手や保護者が知らないわけありません。

 

形だけやっておこう感が半端ないです。

 

大袈裟な話ではなく、いつか選手の中から死者が出ますよマジで。

 

死者が出てから考えるんでしょ、どうせ。

後手後手で動いて将来有望な選手の命を無くす気ですか?

 

もっとフレキシブルな発想で運営していただきたいものです。

 

以前、「ボランティアさんの為のバスの時間がありますから」といってまだ競技中なのにボランティアがごっそりいなくなった大会もありました・・・

 

考えられますか?試合中に審判が減るんですよww

問題外です。

全てはこの日の為に

高校生の運動部に所属する選手なら誰もが憧れる舞台、それがインターハイです。

 

高校に入学した時からいえ、もっと小さい頃からみんなこの日を目標に雨の日も風の日も厳しい練習に堪えてきて今、やっとその舞台を踏んでいるのです。

 

そんな夢の舞台で最高のパフォーマンスを発揮できるようにサポートするのが運営者の責任ではないでしょうか?

 

よくインターハイの円陣などで聞かれる

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「すべてはこの日の為に」

 

というフレーズの通りです。

まとめ

 

現在の猛暑は昔とは違います。

いくらアスリートとはいえ、毎日続く強豪校との闘いはメンタル的にも身体的にも想定できない位の疲労を生みます。

 

大会スケジュール、試合開始時間など「運営の出来る範囲内」ではなく、

「完璧に選手が安心して最高のパフォーマンスが発揮できる環境」を構築してほしいものです。

 

インターハイは3年生にとって部活動の卒業式でもあるんですから、、、

 

娘も3年生なので今年が最後のインハイですが、後輩の皆さんの為にもフレキシブルなルール変更、試合時間などインターハイを過去の遺物にしない為にも改善される事を願っております。

 

 

 

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