熱中症でマジで命を落としかけた話
熱中症でマジで命を落としかけた話
梅雨に入り、毎日毎日暑い日が続きますが皆様体調はいかがでしょうか?
Twitterでフォロワーさんのツイートなどを拝見していますと、頭痛が酷かったり、腰の症状が酷くなって再発を疑ったりと皆さん体調の異変を感じておられるように思います。
かくいう僕も最近は天気痛の影響か、何かは分かりませんが頭痛があったり、身体が怠かったり、数回ではありますが腰にさすような痛みが出たりなどとても絶好調とは言えない感じです。
そしてこれから梅雨が明け真夏になると怖いが『熱中症』ですよね。
実は僕ヨロコルは冗談抜きで一度熱中症で命を落としかけた事があります。
ですので今回は僕の熱中症でマジで命を落としかけた話。
※今記事ではお食事中やお食事前などに読むと不快になる表現が含まれています。
そういった環境の方は時間をおいて再度アクセスいただきますようお願いいたします。
事の始まりと職場環境
あれは十数年前の事でした。
当時はまだ親父がバリバリの現役で仕事をしていて僕はまだ見習いでした。
今ほどアルバイトは入れていなかったので真夏でもほぼ家族だけ、しかもまだ上の娘が生まれたばかりで妻は子育て中だったので仕事は僕と父母の3人でやっていたという事になります。
その日は朝8時からずっと直射日光を受ける屋外での作業でした。
(ちなみにこの作業は今はアルバイトの仕事で1時間に一度15分の休憩をいれてやってもらっています。)
喉が乾いた時には飲み物は飲んでいましたが、当時の職場環境には空調の効いたいわいる「オアシス」がありませんでした。
Twitterのフォロワーさんは今はご存知ですが今は必要以上のオアシスがありますw
異変の始まり
異変が現れたのは11:00頃。
最初に現れた症状は頭痛。
この時点で帰っていれば良かったのですが親父は当時とても厳しくそんな事をすれば
「根性がない」などと叱咤されていたと思います。
そんな頭痛を抱えたまま11:30。
さすがにフラフラしてきたので意識朦朧とした状態で帰宅。
ご飯を食べないと余計に体調が悪くなると思い、無理やりご飯を口にしたのですが無理。
すぐに嘔吐してしまいました。
最悪ここですぐに救急車を呼べばまだ軽傷で済んだのですが僕の勝手な思い込み?で
「涼しい部屋で少し休めば治るよ。」
と妻に言い階段を這うようにして上がりエアコンガンガンの部屋でベッドに横になりました。
アイスノンを頭に敷いて横になったのですが一瞬で溶けてしまったのを覚えています。
それからは寝るどころかだんだん頭痛が酷くなり、嘔吐を繰り返しました。
嘔吐といってもほとんど食べていないので何も出ないんですけどね。
エアコンは23°くらいでガンガンのはずなのに身体が全く楽にならないんです。
熱が全然放出されずにサウナに入ってるような感じでした。
当時テンピュールの低反発マットレスを使っていたのですがいつもより柔らかく沈み込むくらい身体が熱をもっていました。
それからはほぼ意識がない状態。
心配して上がってきた妻がさすがにこれはヤバいと思い、僕を何とか抱えて一階へ下ろして119番。
救急車がきた頃には救急隊員が話しかけてももう全く返答がなかったそうです。
救急隊の方がすごく焦ってバタバタされていたのを微かに覚えているのですが、ほぼ意識がない状態だったそうです。
死ぬぞ!
ここからは記憶が飛び飛びですが覚えてる範囲で。
病院に着くとストレッチャーで緊急治療室へ。
身体中に色々付けられて、採血、尿カテ、点滴、酸素マスク。
採血の結果を見た医師がとった行動は、、、
巨大アイスノンの上に寝かされて、その上から掛け布団のように巨大アイスノンを乗せられてベルトでサンドイッチw
それでも全く冷たく感じなくてすぐに巨大アイスノンがぬるくなってフニャフニャにしまい、何度も交換されました。
あとから妻に聞いたのですが僕はアイスノンサンドイッチ状態で医師に
「今夜サッカーの試合なんですけど何時に帰れます?」
と聞いていたそうですw
医師は
「アホか‼️サッカーなんか出来る訳ないやろ💢入院せな死ぬぞ‼️」
と怒られていたそうですw
そこから2日ほどICUで意識がない状態、もちろん絶飲食で点滴のみでなんとか生かされているような感じでした。
マジで三途の川一歩手前まで逝ってしまっていたと思います💦
3日目でようやく意識が戻ったのですが意識が戻ってからもまだまだ地獄は続きます。
頭が割れるような頭痛もですが何より嘔吐を繰り返します。
しかし、お分かりのように絶飲食なので口から出てくるのは食べ物ではなく胃液や胆汁。
黄色い液体がボトボトと出てくるだけ、、
それでも絶え間なく訪れる吐き気。
冗談ではなく生き地獄でした。
そんな日が2日ほど続き、ようやく吐き気だけは落ち着き尿カテを抜いてもらい一般病棟に移されたのですが今度は今度で下痢との闘い、、、
嘔吐と同じく出てくるのは胆汁のみ。
ある日はあまりの腹痛と苦しみにトイレで失神してしまい鍵をかけてしまっていたので病院内が大変な騒ぎになってしまったと同室の患者さんから聞きました。
そんならこんなでICUへ逆戻り。
結局、血液検査の結果が正常値近くまで戻った10日目まではICUで絶飲食が続きました。
退院は14日目。
体重-15キロ
当時はまだまだ府の社会人一部リーグで現役でサッカーをしていたので今の体重-10キロくらいだったので今の体重からすると-25キロですね。
当時の写真がないのが残念ですがほんとうに「やつれた」といった表現がぴったりだったと思います。
『やつれた』は方言なのかな?
まぁ、『ゲッソリした』感じです。
退院してからはしばらく自宅療養でしたが入院中ほぼ絶飲食でしたので食欲が止まらず体重は1ヶ月足らずで元に戻ったんですけどねw
とにかく我慢はしならあかん
そういった熱中症でマジで命を落としかけた僕が思うのは誰に何を言われようと
『とにかく我慢したらあかん』
って事です。
これは椎間板ヘルニアなどでも同じです。
どれだけ飲み物を飲んでいても飲むモノと飲むタイミングを間違えば身体に浸透せず気がついた時には身体が水分を受け付けない状態に陥る事があります。
それにどれだけ飲み物を飲んでいても炎天下では人間の身体には限界があります。
そういった環境で仕事をする時には『サボりすぎ』と思われるくらいの休憩が必要です。
1時間に15分は日陰に入るとか、出来れば空調の程よく聞いた部屋で休むとかですね。
『我慢』というレベルを感じたからでは遅いのです。
これは仕事に限った事ではなく、今はコロナであまりないかもしれませんがレジャーなどでも同じ。
熱中症でお亡くなりになる人はお年寄りだけではありません。
『若いから大丈夫』ではありません。
当時の僕は20代ですから。
しかも長女ほどでは無いにしろ現役アスリートでした。
特にお子さん達はレジャーや外遊びに夢中になっていると知らず知らずのうちに熱中症にかかってしまう事があります。
梅雨が明けたら、2020年も夏の気温は平年より高いという予想が出ています。
もしかしたら今年も昨年のような猛暑、酷暑になるかもしれません。
大袈裟なくらいの気持ちをもってこれから訪れる真夏に備えて僕のような生き地獄を体験せずに済むようにしていただきたいと思います。
次回
次回の記事ではそんな熱中症対策として過信はしなくとも非常に心強いアイテムを購入させていただいたのでそのレビューなどを書かせていただこうと思います。
どうぞ、お楽しみになさっていて下さいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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