あれから一年。台風21号。

皆さんおはようございます、ヨロコルです。

 

今日は9月4日。

思い出しただけでゾッとする大阪や近畿地方を中心に大きな被害をもたらした昨年の台風21号が上陸した日です。

 

2018年台風21号

 

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あの日は、いや、あれから数ヶ月は本当に大変でした。

 この記事では触れませんが仕事関係の倉庫なども多少痛んだ箇所があり2週間ほど休みなしで働きました。

ヨロコル家の被害

Twitterで先日つぶやきましたが実はヨロコル家の屋根瓦の修復作業が終了したのは2019年9月1日、つまり先週の日曜日です。

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被害にあったのは本宅の大屋根の表裏と離れの一部、それに倉庫です。

本宅は洋風の防災瓦という瓦を使っていたのですが「どこが防災瓦やねん!」というくらいめくれてしまい総数100枚ほど瓦が吹き飛びました。

 

ちなみに離れは和瓦職人さんの都合がつかず未だ仮修復状態です。

さすがにビニールシート状態ではありませんが、近所には未だにビニールシート状態のお宅もあります。

 

工務店さん、、、

結局、修復作業が終了するまでに1年間待たされた訳ですがそれまでに約10回ほど工務店さんには連絡しました。

最終的に僕に我慢の限界がきてキレて電話してようやく作業となったわけですが本当に対応が悪かった。

 

ご近所の親戚が営む工務店さんでお家を建てたのですが知り合いという事できっと

「別の業者に仕事を頼むことはないだろうから後回しにしよう。」などという甘えた考えがあったのでしょう。

 

手抜き工事

僕はこの1年間の間で一度だけ屋根に上がって屋根の様子を見に上がったことがあるんです。

 

なぜ足場なく上がれるの?って思いますよね。

それは、親父が昔趣味でアマチュア無線をやっていてそのタワーのメンテナンスの為の足場とステージがあるから上がれたんです。

 

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いやぁ、それでも怖かったですよ僕高所恐怖症ですからねw

 

 

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撮った写真の一部コチラなんですがよく見ると全ての瓦をネジ止めしているわけではなく、一段おきにしか止めてなかったのです。

 

つまり一列おきに瓦を置いているだけの所があるわけです。

そりゃ飛びますわね、、、

 

手抜き工事を指摘しても

「今は全て止める事になってますが当時は一段おきだったんです。」

と逃げようとするので

「じゃあ裁判しましょうか。僕◯◯弁護士に相談してきますわ、知り合いなんで。」

と言うと急にビビって対応が変わり、

「全部の瓦をやり直すのは大変なのでこれからまた台風で被害があった場合こちらで無償で修理させてもらいます。」

という事で一筆書いていただきました。

 

地獄絵図

去年の台風は僕にとって初めての大きな被害の出た台風でした。

離れに住んでいる父母や古い家に住んでいる親戚が我が家の一階に避難してきていたので僕たちは二階にいたのですがそこから見える景色がまさに地獄絵図でした。

 

カーポートが骨組みごと空を舞っているのはもちろん、どこかの倉庫の屋根も屋根の形を残したまま飛んでいました。

二階の窓の一部は雨戸のないいわいる出窓ですのでいつそんなモノが飛んでくるかヒヤヒヤしてながら過ごしていました。

 

すると突然、恐ろしい振動と爆音がしたので階段の踊り場の窓の外をみると無数の瓦が宙を舞っているではありませんか!

まさに宇宙から攻撃を受けて空襲をうけているような感じでした。

 

停電

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一番困ったのはコレ。

我が家では結局3日間停電が続きました。

 

うちはオール電化なので停電になるとなーんにも出来ません。

 

お風呂も料理も含めて全てストップです。

 

幸い、友人宅のマンションは自家発電があり、停電しなかったので毎日、違う友人のお宅へお邪魔してお風呂と携帯の充電をさせていただいていました。

 

夜は夜でエアコンがもちろん使えない・・・・

ほぼ一年中エアコンのお世話になっているヨロコルには拷問以外のなにものでもありませんでした。

 

ランタンの光だけの生活だったのでなんにもやる事が出来ず、20時には寝てました・・・が、暑くて寝れなかったです。

 

 

スーパー銭湯の湯がなくなる

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初日に友人宅にお世話になり迷惑をかけてしまったので次の日はスーパー銭湯に行こうと思ったのですが、行ってみたらまさかの「湯が無くなりました。」の張り紙。

みんな考えること一緒なんですね。

 

 

ホテルも満室

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停電が長く続くという報道があってからすぐに車で15分範囲にあるビジネスホテルやシティーホテルをすぐに検索しましたがどこも満室でした。

 

オアシスを求めて一筋の希望の光だったのに・・・

 

 

そもそも国道に出るのに1時間。

初日に友人宅へお世話になったと書きましたがまずその友人宅までの道のりが大変でした。

 

電線は垂れ下がり、道という道にはスレートや瓦、それこそ屋根ごと、カーポート、色んなものが散乱していてまず車が通れません、、、

通常なら車で国道まで1分か2分の所、道を片付けながらなので1時間かかりました。

 

 

「大阪は安全」が崩壊

というように去年の台風の被害があってから僕の中で大阪は台風の被害を受けにくい説は完全に崩壊してしまいました。

 

大阪の人って基本「大阪は大きな震災とは無縁」だと思い込んでいる所があります。

特に僕らの親世代はそう信じている人が多いです。

異常気象が多い昨今、もしかしたら毎年台風の通り道にならないとも言い切れません。

 

去年のような台風では対策をしようとしても手も足も出ません。

 

命を守る為、また被災時のQOLを守る為にも非常持ち出し品はもちろん、停電時の為にそろそろポータブル電源や発電機なども買った方が良いのかなとも思いました。

 

今年もそろそろ台風シーズンに突入しています。

今年は去年のような被害が出ないよう祈るしかありません。

 

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。

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