【中小経営者目線】緊急事態宣言はそんなに甘いものではない。
緊急事態宣言はそんなに甘いものではない。
先日の東京都の新型コロナウィルスの感染者数が100人を超えて遂に三桁の世界に突入しました。
もし、アメリカニューヨークと同じ道を歩んでいるとすると東京もこれからは1日三桁、最悪四桁感染者数になってしまうかもしれません。
仕事の関係でNYに住む友人は日本に帰る事が出来ずロックダウン中のNYでコロナに怯えながら生活しています💦
倒産自殺
しかもそのNYではロックダウンの影響で中小企業の倒産が止まらずそれに伴う自殺者も多発しているようです。
日本も対岸の火事ではなくこの3月16〜22日の1週間の鉄道人身事故の件数はなんと30件以上‼️
2018年の1年間の鉄道人身事故の自殺件数は601件なので3月16日〜22日の件数の異常さはお分かりいただけると思います。
22日以降の近々のリアルな数字は持ち合わせていませんが減っているとは思えない、これは恐ろしい事です。
緊急事態宣言すると、、、
この状態でもし、政府が緊急事態宣言をするとどうなるかもうお分かりですよね。
日本の今の法律では緊急事態宣言をしても、今の『自粛』という現状以上の事が出来ない事は皆さんお分かりだと思います。
メリットは?というと今以上に土日や夜間の街中から人影が消えて多少は感染者数を減らせる事くらい。
しかしデメリットは飲食店や各サービス業の倒産が相次ぎ、多数の失業者が出てしまう。
その結果、上記のような自殺者が倍増するでしょう。
そして実は
日本の労働者のおよそ3割がそのような飲食店やサービス業なもの労働者なのです。
もし3割の人が失業したら日本はどうなるのでしょうか?
それでも簡単に『緊急事態宣言しろ』と言えますか?
ロックダウン
ではもし、政府が法律を変え欧米のように罰則のある『外出禁止』『首都封鎖』などを行うとどうなるか。
そうなると飲食店やサービス業だけではなく皆さんの働いている一般の会社などの稼働も停止する事になるので中小企業は数割という数で倒産してしまうと思います。
中小企業は自転車操業の会社が多く、ほとんどの会社が社員や社員の家族を守るために借金をしています。
ですので1ヶ月、2ヶ月のロックダウン、数百万円の減収で倒産します。
政府は中小の減収の会社に100万、返済不要の給付をすると言っていますが100万ごときでは会社は守れません💦
うちのような零細企業でも1ヶ月だけ稼働を止めても100万では何の足しにもなりません。
時期によっては300万もらっても止めたくないのです。
ここでも数字でみてみますが、
国内労働者のおよそ70%は中小企業の労働者です。
つまりロックダウンが行われた場合、
労働者の70%が職を失い露頭に迷う可能性があるという事なんです。
人ごとではないですよね?
まとめ
もちろん、まず大事なのは命である事に変わりはありません。
それでもその命を守る為にも意味のない緊急事態宣言や、倒産自殺が恐ろしく増えるであろうロックダウンは僕は行うべきではないと思っています。
経営者の自殺だけでなく、職を失う労働者もローンが払えなくなったりして自ら命を断つ人が後を絶たない未来が予想出来るのです。
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