コロナと中国とは戦ってはいけない

コロナと中国とは戦ってはいけない

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新型コロナが未だ猛威を奮っていますが皆さま無事お過ごしでしょうか?

 

第一波の頃はコロナと戦っていたような感じでしたが今では

『with コロナ』というスタンスが広まってきましたね。

 

その新型コロナウィルスの発端は中国武漢でした。

 

その中国という国がキーになり我が社も方向転換を迫られています。

 

 

中国一人勝ち

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Twitterでは職業を明かしていますが、我が社の取引先も激しく『コロナショック』の影響を受け、大会社ももはや国産では採算が取れないという事で我が社と来年夏の契約は結ばないという事になってしまいました。

 

国産の素材から中国産素材への変更。

 

我が社に関わらず色々な業種でコストダウンを図る為にこれから先、国産→中国産へのシフトが進んでいくと思われます。

 

日本の4月〜6月の実質国内総生産(GDP)は年率27.8%のマイナス、各主要国も年率換算でアメリカー32.9%、イギリスー60%、ドイツー30%。

 

しかし、輸入となると日本の場合話は別でリモートワークなどによる海外製品の需要が高まり輸入については年率でマイナス0.5%となった。

 

リモートワークに関わらず中国製、中国産の輸入に関しては世界的に増加傾向になる。

その証拠に主要各国が大幅マイナスな中、中国のみコロナショック後、急激なV字回復を遂げいて、同期間の4〜6月の実質成長率は3.2%のプラスになっています。

 

7月以降は主要国もプラスに転じるというエコノミストさんの見解があるようですが我が社を含め中小企業は4〜6月のコロナショックの損益を埋め合わせして尚且つ設備投資などをする余裕があるでしょうか、、、

 

答えはきっとnoです。

 

中国とは戦わない

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我が社では来年の夏の経営方針を大幅に変更する事にしました。

我が社夏の主力の商品はぶっちゃけ中国産の安い商品とは戦えません。

 

戦後の日本の経済発展のように今の中国は後先考えずに安いコストでたくさんの商品を世界中に輸出しています。

その影響が環境汚染であり、うちの業界では身体的環境汚染。

 

日本で過去にあった高度経済発展時の副産物である『水俣病』『四日市喘息』『イタイイタイ病』。

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元々公衆衛生状態の悪い中国ですから、きっとそれ以上の公害問題がこの先待ち受けていると思います。

 

うちの業界でコロナ前に中国を視察した取引先の話によると経営者の子供や孫にあたる次世代の子供たちの身体に障害が見られる事が多く見られたそうです。

 

 

日本で使用不可の粗悪な薬品を大量に使用し、検疫逃れの対策として上部だけのフェイクの商品を検疫用に用意して検疫をすり抜けているそうです。

 

ぶっちゃけ、そんなやり方をされると商品価値として我が社では対抗出来ません、、、

 

ですので我が社では中国には真似出来ない、商品を来夏の主力として送り出す事にしました。

 

例年の冬〜春と同じように夏も中国と貿易関係の薄い国からの資材輸入を基本として商品を生産する方針です。

 

 

アメリカと中国

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今更いうまでもありませんが中国の最大の輸出相手国は19%のシェアを持つアメリカです。

 

そのアメリカと中国が今、貿易摩擦の真っ最中。

この先もし、米中間の関係が今以上に悪化するとなるとどうなるでしょうか?

 

輸出3位でシェア6.1%の日本との関係も危ぶまれると思います。

 

それでも我が社の大手取引先は中国産を選んだ訳です。

それだけ取引先も苦しいのかもしれませんが、、、

来夏、泣きつかれても我が社は例年通りの商品からは既に手を引いています。

 

その時、ビジネスとして長い目で見て、長年共に歩んできた取引先を切ってしまった事を悔やむでしょう。

 

中国でいうと我が社の冬の商品に絶対不可欠なアメリカの薬品会社の製造先である中国の工場が火事で全焼してしまったそうです。

同業者の中ではその薬品が同業者同士の転売によって10倍以上の価格で闇で取引されているそうです。

 

うちはラッキーにもここから数年分の在庫があるので心配していませんが、おそらくこの工場は中国には再建出来ないでしょう。

 

あらゆる意味で今の日本、いや世界は中国に依存しすぎていると思います。

その恩恵を受け、低価格の商品で生活を豊かにしているのも確かですが数年先、数十年先を見据えた場合、このままで良いはずは無いと僕は感じています。

 

今こそ、『made in japan 』を『物づくり大国日本』を取り戻す時です‼️

 

 

まとめ

 

今回は珍しく、経営者として今の中国との関係について書かせていただきました。

正直、中国が脅威じゃないかと聞かれれば脅威です。

 

今や日本を抜いて世界第二位のGDPですから。

 

しかし、その裏側には計り切れないほどの『脆弱性』の潜んでいます。

 

戦後の日本と同じ高度経済発展という訳ではないと思います。

 

世界各国が安い労働力に惹かれ、中国生産という方法を取ったが為にその国の宝ともいえる技術を中国にコピーされているだけの話です。

 

技術を国内、もしくは信頼のおける国にのみ提供し生産を続ける事がこれから先、大事な事だと思います。

 

僕は日本は先進国だと思っていません。

かといって発展途上国だとも思いません。

 

あえていうなら

 

『先進途上国』だと思います。

 

先ほども書きましたが本当の先進国になる為にもう一度、『物づくり大国日本』として立て直して欲しいと思います。

 

 

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