捻りには厳しい。
捻りには厳しい
腰椎固定術を施術してもらって2年ちょっと、ほとんどの面で手術した事を後悔していないですし満足していますが一つだけなんとも困っている事があります。
それが今回のテーマである「捻り」。
仕事上どうしても上半身のみを捻ったり、捻りを繰り返す状態で数時間作業をする事があるのですがそうした時に腰椎を二箇所ボルトで固定されている影響を受ける事があります。
固定していなかった時はそういった作業でも柔軟性をもっているのが自然な背骨だと思うのですがやはり二箇所の固定箇所が柔軟に動かない分、腰回りや臀部、背筋、太ももに負担がかかってしまいます。
日課の就寝前ストレッチ
なので毎日の日課である寝る前のベッドでのストレッチの時間も長くなる訳です。
前にも書いた事があると思うのですが僕は、というか人間は意識するしないに関わらず1日の終わりやリラックスした状態になると自然とそうやって1日の疲れを取るべくストレッチの姿勢をとるように出来ていると僕は思っています。
横を向いで寝たり、時には画像のように片方の足の上に反対の足をクロスさせてみたり。
大抵はそうした無意識な身体の休め方だけで起きると身体は軽くなっているものですが、上記のような作業が続くと意識してストレッチの時間を長く取る必要があると僕は思っています。
捻ると痛みが出るのにどうして捻るストレッチをと思われるかもしれませんが仕事などで捻る動作をするのとゆっくりじんわりと、そして呼吸を意識してストレッチするのでは全然意味合いが違ってくるんです。
簡単にいうと仕事で捻るのは身体的にマイナス(負)、寝る前のストレッチはプラス(陽)に働きます。
もしストレッチをせずに次の日も同じ作業を繰り返すと筋肉がだんだん硬くなります。
すると関節、今回の話では腰の回旋する範囲、つまひ可動域がだんだん小さくなってしまい腰にかかる負担も大きくなっていくわけです。
関節を守るには周囲の筋肉を柔軟に保つ事が大事。
それは腰に限らず全身の話です。
今回は短くなりましたが腰椎固定術後は捻りの動作には弱いという事と、寝る前のストレッチの重要性について綴らせていただきました。
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結局これしかないっしょ。
結局これしかないっしょ。
皆さんお久しぶりです。
知らないうちに腰椎固定術を受けて2年が経過してしまいました。
今では手術した事も腰に金属が入ってる事も忘れています。
ぶっちゃけもうなんでも出来ます。
で、今回なんですが60代の方からこんな質問を受けました。
60代、70代の方同じようなお悩みの方おられるのではないでしょうか?
僕もプライベートでも友人のお父さんやお母さんの腰痛の話でよく相談を受けるのですがこれが一番難しいんです💦
なので、正直な話
「手術しない方が良いですよ。リハビリは甘くないですから」
とお答えする事が多いです。
現状なんとか生活出来てればもう痛みに耐えながら生活された方が良い人もいると思います。
理由は手術によるダメージ(身体、メンタル)が大きく、下手したらその手術がきっかけで寝たきりなるリスクが高いからです。
もちろんその方の性格にもよりますが毎日毎日単純なリハビリやトレーニングを続けることの出来る事が絶対条件です。
僕の父親の場合71歳なんですがもし父がその立場なら性格的におそらく難しいと思います。
人のアドバイスを素直に聞いたり、効いているか分からないリハビリやトレーニングを毎日マメに行う事が出来ないと感じるからです。
もちろん、僕以外にも椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症のブログを書かれている方もいらっしゃるのですが回復が悪い方の記事を読ませていただいているととにかく『言い訳』が多いんですよね。
「こんな動き出来ない」
「痛いからこんなトレーニング出来ない」
「私には無理」
「効果あるかどうか分からないのに続けられない」
こんな感じのワード連呼している人には何をアドバイスしても無駄です。
たしかに病状によっては出来ない事もあると思いますがそこは自分で考えてアレンジしてやるとかいくらでも方法はあるはずなんです。
アレンジ方法についてはトレーナーに相談するのが一番良いんですが一番良いのは「自分の感性」でやってみることです。
人間の身体ってよく出来ていて身体の一部が痛かったりしたら無意識に色々やってるんですよ。
肩がこったら肩を回したり上下させたりしませんか?
それって誰かから教えてもらったりググったりしませんよね?
そんな感じです。
それでも難しいという方にはこれしかないというものを次の段落では書いていこうと思います。
2年前のFacebook
下記は2年前の僕のFacebookのコピペです。
病室で昼からのリハビリに備えてSIXPAD中!
リハビリ始まった日から自家実験的にやってますが鎧のようなコルセットに頼り切って、なまっていた腹筋がこれをやる事で目覚めてくれてて今ではベッドで寝た状態からすでに前までのようにスクッと起き上がれます!
コルセットに頼ってたら腹筋が全く動かないし、硬くなる一方なので強制的に電気で動かしてやるだけでもかなり効果的だと思います。
シャワーの時などコルセットを外しても腰には全く痛みも怖さもありません。
EMSを疑ってたPTもさすがに僕の理屈と回復ぶりを見ていると認めざるを得ないと言っています。
「腹筋が割れる」とかいう過剰な広告を打たなかったら立派なリハビリギアだと思いますよ!
あとは、電気に合わせて自分で腹筋に力を入れてちゃんと意識して使用する事ですね。
結局コレ
っという事でやっぱり高齢者ほどシックスパッドです。
トレーニングのテクニックは全く要りません。
移動無し。
1日付けて15分。
テレビ見ながら可能。
こんなトレーニング他にはありません。
僕が買った時に比べるとかなり破格なくらい安くなってます!
悩まれている方、是非一度お試しください。
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足の裏の痺れ【質問箱から】
足の裏の痺れ【質問箱から】
先日こんな質問が質問箱へ送られてきました。
よくある質問なんですが引っかかったのは
足の裏の痺れ
というワードでした。
フォロワーさんにも多いんですよね。
ということで今回は足の裏の痺れについて僕の体験談と得意?の検索力を駆使して調べた情報を元に足の裏の痺れについて考察していきたいと思います。
手術前の診察にて
実は僕も主治医の手術前の診察にて念入りに足の裏の痺れについて調べられました。
主治医がいうには足の裏に痺れが出ているかどうかというのがかなり重要なポイントらしく、ヘルニアや狭窄症の手術をした後の回復に大きく関わってくるとおっしゃっていました。
僕も足の痺れはありましたのでそれが足の「指」なのか「裏」なのかそもそも足首より下全体が痺れたようになっていたので判断が難しかったんですよね。
結果、僕の場合は足の裏に痺れは存在していなかったようで手術をし現在は足の痺れも全く残っていません。
椎間板ヘルニアは詳しく検査してみると、たとえば全国民検査してみると無症状の方も含めてヘルニアをもっている割合が何割というくらいの数の結果が出るそうです。
もちろん大小含めてのお話ですが。
ですのでもし腰痛や足の痺れが出ていてMRI検査で椎間板ヘルニアという結果が出てもその症状の原因が椎間板ヘルニアとは限らない訳です。
原因が椎間板ヘルニアでなければ手術を行っても症状が改善されない理由でもあります。
現在、椎間板ヘルニア治療ガイドラインが投薬治療が基本になっているのもそういった事が背景にあると思います。
足根菅症候群
その足の裏の痺れの原因で一番多いのが『足根菅症候群(そっこんかんしょうこうぐん)です。
足の裏の感覚は「足底神経」という神経が関係しているのですがこの足底神経が通っている場所がなかなか厄介で足根管という内くるぶしの下にあるトンネルは狭いくせに「神経」、「動脈」、「静脈」と3つものラインが通っているんです。
ですので足が疲れたり、他にも常時周囲の筋肉が炎症を起こしていたりすると足の裏に痺れが出たり、動脈や静脈など血管も通っているので末端冷え性などの原因にもなってしまいます。
以前こんな記事を僕は書きました。
足の指や爪のお話なんですが、僕の場合は足底神経への影響はなかったようですが血管などを圧迫していたようで手術後は劇的に改善されました。
で、なぜ手術後に改善されたかと言いますと僕の場合はヘルニアか狭窄症による「間欠性跛行」で前脛骨筋(弁慶の泣き所の筋肉)の張りが酷くその筋肉が炎症を起こす事で血流を妨げていたからです。
というように腰〜足底までずっーと繋がっているんです。
ですのでヘルニアや狭窄症などの疾患があると下肢のはもちろん末端である足指にまで症状が出る訳です。
話を戻しますがこの足根菅症候群ですが治療となるとブロック治療、投薬治療、そして開放手術となるようです。
場所や内容は違いますが神経の通り道が狭くなるという意味では一緒ですのでおのずとヘルニアや狭窄症と治療方法も同じような段階を踏むようです。
でもらもし、僕からどうするかと考えてみたんですが僕ならまずはインソールから見直すかもしれません。
そのインソールも下の記事にあるように靴のソール形状によっては逆効果になる事もあるのでソール形状の違った靴に買い替えた場合の使い回しは危険です。
実はこの記事をここまで書いていてもしやと思ってググって見たのですがやはり、この足根菅症候群にはインソールはかなり効果的だそうです。
足根菅症候群の原因は足のアーチ形状のアライメントが狂って起こる事も多いのでインソールにてそのアライメントを調整してあげることで足部の傾きを改善して足根管の圧迫を改善することが可能なようです。
僕はただのイチ患者なのですが何年もブログを書く為、自らの為に色々考察していくうちに今回のように自然と効果的な対策案を導き出す事が出来る様になりました。
僕は全身の神経の通り道が狭い?
これも考察段階ではあるのですが僕はきっと全身の神経の通り道が狭いと思われます。
よく腕を使いすぎると「胸郭出口症候群」の症状が出ます。
症状とは手指の痺れや怠さです。
この症状が出たらすぐにいつもの超音波治療器を自分で施術すると2〜3日で治るんですけどね。
結局これも周辺筋肉を深部からほぐす事で通り道を広げてあげる事が大切なんです。
もちろん、ふくらはぎや前脛骨筋に施術する事で足根菅症候群にも効果的だと思いますので是非お試しくださればと思います。
価格は下記の記事リンクから確認していただければと思いますがそんなに高額ではありませんのでご安心を。
超音波治療器『USPRO2000』の記事⬇️
質問者様への返答
では最後に質問者様への返答を簡単にさせていただきたいと思います。
まず、足の裏の痺れですが前述しました通り僕は「足根菅症候群」の可能性があると思います。
次にふくらはぎや腰の痛みですがおそらくお尻周りの筋肉、おそらく梨状筋というお尻の深部にある坐骨神経の通り道にある筋肉の張りが原因の可能性もあると思います。
上(腰)が原因で下(足の裏)、逆に下が原因で上という事も考えられますので腰から足底までのアライメントを整える為にインソールを入れたり、とにかくストレッチやマッサージ、超音波などで筋肉を柔らかく保つ事、その両方を一定期間続けてみてはいかがでしょうか?
医師的には手術は終わって外科的には終わっているという事でしょうから後は質問者さんがご自分で出来る限りの努力をして改善していくのみだと思います。
最後に「一回の手術でよくなる人もいるのでしょうか?」という質問に対してですが僕は一度の手術で良くなりましたよ。
ただ手術後、3ヶ月は死に物狂いでリハビリやトレーニング、良いと思う事は神頼みも含めて全てやりましたけど。
神頼み系の記事⬇️
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車椅子と隣り合わせ
車椅子と隣り合わせ
先日質問箱にこんな質問が寄せられました。
『固定術後、足が引っかかってかけたら、車椅子とかになるのでしょうか?』
という質問です。
この件に関する記事を僕は3つほど書いています。
もし脊椎に刺さっていたら
まずはこの記事⬇️
フィギアスケート選手で有名なプルシェンコ選手のお話です。
彼の場合、ジャンプの着地で人工椎間板を固定していたボルトが折れる事故に遭いそのボルトの除去手術がロシアの国営放送で生中継されたそうですがもし、この折れたボルトが運悪く脊椎に刺さっていたとしたら間違いなく下半身不随となり一生車椅子生活を余儀なくされていたでしょう。
僕の体験談①
ここからは僕の体験談。
まずは術後半年での転倒。
この時はマジでビビりました💦
完全にやらかしたと思いましたからね、、
上の記事内で紹介しているバスソルトまじで効果ありますので是非皆様お試し下さいませ。
僕の体験談②
そして二度目、次は4mからの落下事故。
この時は直接、ボルトが入った箇所をぶつけた訳ではないので前回ほど焦りはしませんでしたが腰回りを含むいろんな所を打撲しましたので全身痛かったです。
努力で作られる天然の鎧
この二度の事故で僕の腰に入ったボルトが無事だったのはたぶん奇跡だと思います。
ただ奇跡だけではないという事は付け加えなくてはなりません。
前述の過去記事リンクの中にも綴っていますが僕の脊椎の左右の筋肉ははっきりいって異常なほど発達しています。
術後すぐからトレーニングを始め、現在でも毎晩トレーニングをかかしていません。
元々年のせいもあり腰回りには脂肪もついてきていますがそれ以上に筋肉が太くなっていて腰からお尻にかけてはプロ野球の投手のような身体のラインになりました。
この腰回りがまさに『天然の鎧』のように僕の脊椎を守ってくれています。
ですがもし、例えばトレーニングもなく元々華奢な女性が同じ事故に遭遇したら、、、
間違いなく何のクッションもなく直接患部を打ちつけてしまう。
そう考えるともし今回の質問者さんがそういう方の場合は足が引っかかって転倒した場合打ち所にもよりますが車椅子となったしまう可能性はあります。
フォロワーさんの経験談
フォロワーさんの中には
「冬になるとボルトに冷たさを感じるのでボルトの抜釘手術をしました。」とおっしゃられた方もおられました。
そういう方が僕のような事故に遭遇していたら、、、
かなりの確率でボルトが折れ、最悪の場合脊椎を傷付けて半身不随という結果を生んでしまう事もあると思います。
また僕のフォロワーの中にお一人だけボルトが本当に折れてしまった方もいらっしゃいます💦
その方は体操競技をなさっていて固定術後も競技を続けられていたのですが練習中に転倒してしまいボルトが折れてしまったそうです。
幸い脊椎に遠い部分で折れた事、そしてすでに椎間の骨がしっかり形成されていた事で無事だったそうです。
ちなみに今もまだ折れたボルトは体内に残しているそうですが、、、
そういったリスク軽減の為には僕もまだ思案中ですが椎間の骨が一つに形成された時点で「抜釘手術」を施術してもらうという事も重要になってくるかもしれませんね。
注意は一生
質問者さんは結局何をご心配されているのかというと固定術をしてボルトが入っている状態になるとこれから一生転倒に気をつけて生きなければならないのかという事だと思います。
前述の通り、僕のように転倒しても無事な事が多いとは思いますがそれには「運」もあり、体つきや筋肉のつき方も大きく影響します。
もし、抜釘手術をしないと考えた場合とにかく日常生活、仕事、スポーツにて細心の注意を払う事が大事だと思います。
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【質問箱回答】痺れの原理原則
【質問箱回答】痺れの原理原則
こんにちは、ヨロコルです。
先日いただいた質問箱への質問がコレ
とコレ
おそらく同じ方の質問だと思われるのですがぶっちゃけこの手の記事は過去に何度も書いています💦
ですが記事数が多くなり見つけにくいのもたしかなので簡単にお答えしたいと思います。
一言で
この二つの質問に一言で答えるとなると答えは一つです。
人による
これしかありません💦
いつも書いている通り痺れの原因は神経の圧迫です。
ですので神経の圧迫具合、神経が圧迫を受けた期間によって腰椎固定術を受けた後の痺れの軽減度合いも変わってくるのは当然です。
ホースの理論
簡単に説明するといつも言っているホースの理論です。
例えば車の下敷きになっていたホースと自転車で踏まれていたホースがあったとします。
このホースに水を通した場合どちらがスムーズに水が流れますか?
同じ時間なら間違いなく自転車に踏まれていたホースですよね。
そして期間。
車で一瞬轢かれたくらいのホースと自転車で1年間踏まれていたホースではきっと車で一瞬轢かれたホースの方がスムーズに流れるでしょう。
というように神経も圧迫具合と圧迫期間によって痺れの軽減の仕方も変わってきます。
上記のパターンの場合、一番キツイのは1年間車の下敷きになっていたパターンですよね。
これを狭窄症やヘルニアに当てはめてみた場合、最悪痺れは一生残る可能性が高いです。
そういった方は少なくなく、現在整形外科医がヘルニアの手術をあまり勧めない理由の一つとして手術を施術してもあまり効果がない患者さんが多い事もあると僕は思っています。
薬も良し悪し
ではなぜ前述のホースのように長期間、酷い圧迫を受けたまま放置してしまうのでしょうか?
それは僕は薬💊の影響が大きいと思っています。
現在、椎間板ヘルニアの治療ガイドラインの基本は『投薬による自然治癒』になっています。
軽い鎮痛剤から強い神経系の薬まであります。
投薬を数ヶ月し、様子を見ましょうが基本のガイドライン。
しかし、この数ヶ月が曲者で強い薬を服用すると脳が痛みを感じなくさせてしまいます。
その結果、
『痛みを感じないから手術しなくてもいいや。』
となる訳です。
しかし、薬というのは飲み続けるといつか効かなくなるか、もしくは内臓に大きな負担をかける事になるのです。
効かなくなってから慌てて『手術して下さいっ!』となる訳です。
で、そういう人の神経はどうなってしまってるのかというと『1年間車の下敷きになったホース』ですよね💦
という事は薬漬けになってる期間が長ければ長いほど術後の神経の通りが回復せず、痺れは軽減されなかったり最悪一生残る可能性が高くなる。
これが椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症による痺れの原理原則です。
努力次第
では『1年間車の下敷きになったホース』はお先真っ暗かというとそれは違います。
皆さん考えてみてください。
目の前にそういうホースがあったとしたらどうしますか?
新しいホースを購入する?
それは人間では不可能です。
僕ならとりあえず暖かい部屋で温めたり、温水を通したり引っ張って伸ばしてみたりします。
そういう努力を繰り返していくうちにホースはきっと従来の柔らかさを取り戻してくれるはずです。
すっかり元通りとはならないでしょうが、それに近い状態に戻す事は可能でしょう。
ストレッチ
では人間ならどうするか。
僕がやってきた経験をいうと、柔らかくしたいのでまずはストレッチ。
ストレッチ箇所はというと腰から下の筋肉全部です。
足指先に痺れが出てるという事は腰椎の疾患のあった場所から末端である足の指先までのどこかで神経が圧迫されていて起こっているという事なのでまずはストレッチ。
僕の経験上、梨状筋というお尻の奥の方にある筋肉に張りがあるとそのすぐ横を通っている坐骨神経を圧迫するのでお尻周りの筋肉をよくストレッチにて解放していました。
しかし、このストレッチを毎日毎日欠かさずするのがなかなか大変。
どうやってやるの?
となると思います。
ずっとスポーツをやってきた僕でも最初はよく分かりませんでした。
でもね、今はインターネットがあります。
とにかくググりまくるんです!
そしてここからが大事なんですがそのストレッチが患部に負担がかからないかを取捨選択するんです。
筋肉の鎧
毎日のストレッチを欠かさず続けながらするのが『筋肉の鎧』を作ることです。
またまたホースの話を持ち出しますがもう二度と同じように下敷きにされてペシャンコにされたくなかったら皆さんならどうしますか?
僕ならその箇所に車に踏まれても大丈夫な鉄のパイプを通します。
人間も同じと考えるとそれが術後すぐの僕の時のようなこんなコルセットだったりします。
でもいつまでもこんなコルセットに頼ってはおれないので最終的には何も付けなくてもこんなコルセットを着けてるのと同じくらいの強度の『筋肉の鎧』を自分自身の努力で作るしかありません。
方法は色々あります。
理想は完全個別型のパーソナルトレーナーについてもらってトレーニングする。
実際にそうやっておられるフォロワーさんもおられますがなかなか金銭的にも厳しいと思います。
ですのでとにかく『体幹トレーニング』とググってみて下さい。
そしてまたまた患部に負担がかからないか取捨選択。
そして毎晩続ける。
努力無くして回復はありません。
まとめ
という事で今回も質問箱へいただいた質問へのアンサーとして記事にさせていただきました。
まとめると数行で収まる内容になりましたがこの質問への回答を簡単には記事に出来ない、いやしてはいけないと思い長い記事になってしまいました。
過去記事を読み漁っていただければ全て書いている内容ですが手術なさって回復が遅れている全ての方に当てはまる内容になっています。
流し読みされた方、どうかご自分の将来の為にももう一度冒頭から読み返していただけるとなにか気付きがあると思います。
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【質問箱から】術後から仕事復帰までどのくらい?
【質問箱から】術後から仕事復帰までどのくらい?
皆さんお久しぶりです。
ヨロコルです。
今回もまたまた質問箱へ頂いた質問者さまへのアンサー記事になります。
手術を予定されている方、術後の方に関わらず気にされている方が多いと思いますので是非最後までお付き合い下さい。
質問箱その1
では最初にいただた質問から。
『腰椎固定術を受けました。術後すぐ動くか安静にするかどちらの方が後々いいでしょうか?』
といった質問です。
まずは結論から。
術後は管が全て外れたらすぐに動いて下さい!
というのも昔は1ヶ月寝たきりと言っていた腰椎の手術ですが今では医学も進歩し、それ以上の要因として早期のリハビリ開始、トレーニング開始が後々の回復にとてもプラスになるという事が科学的に立証されているからです。
僕のフォロワーさんの大多数が椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症の患者さんなので毎日その方々の術後の様子などをモニターしてるんですが間違いなく術後動きすぎる方は回復が早いです!
医師や看護師、理学療法士がびっくりするくらい病院内を歩行器や通常の歩行で歩かれている方もいらっしゃってそんな方は数週間後には退院してすぐに5kmウォーキングし、数ヶ月後には10kmランニングしたりされています。
僕の場合、術後2日目からベッドの上でのリハビリが始まった時からすぐにシックスパッドを1日2回始め、3日目から歩行訓練が始まったのですが歩けるようになったらすぐに痛みに耐えながら廊下を歩き回っていました。
4日目からは
この階段を何度も何度も御百度参りのように上がったり降りたりを繰り返したり、廊下で反復横跳びのように左右にゆっくりですがサイドステップを踏んでいました。
そして退院後、すぐに一度だけですが高低差のある10kmのウォーキングしました。
もちろん痛みもまだまだありますし、ウォーキング翌日は恐ろしいほどの筋肉痛に襲われましたが僕はあの時のあの10kmウォーキングが無かったら今こうしてボルトが入ってるのを忘れてしまうくらいの生活は送れていないと思っています。
理屈は分かりませんが身体が自然に求めていたのだと思います。
と、いう事で術後はすぐに動く方がおススメです!
質問箱その2
内容は、はい皆さん読んでみて下さいw
コピペ出来ないんですよねー質問箱💦
でも皆さん、読みましたか?
この質問者さん、超意識高いですよね!
これなんですよ、大事なのはやりたい事、復帰したい事の為に諦めずがむしゃらになって動く事です。
『出来ないと思ったら終わり!』
そうなんです。
スラムダンクでも安西先生が言ってましたよね?
『諦めたらそこで試合終了ですよ』って。
腰椎の疾患の場合、
『諦めたらそこで将来寝たきり決定ですよ』
薬で誤魔化したり、痛いからといってずっと安静にして寝てばかりいるとますます筋肉が衰えていきます。
この質問者さんもまだ手術して日が浅いのできっとまだ痛むはずです。
それでも仕事やバレーボールに復帰する為に努力しておられます。
こういう人が半年もすれば普通に生活出来る様になり、きっと一年もしないうちにバレーボールにも復帰出来るのです。
さて、本題の仕事への復帰時期ですが、、、
この方のようにポジティブにトレーニングやリハビリに取り組まれている方の場合、おおよそ3ヶ月がお仕事復帰の目安になると思います。
完全に前までのような工場での激しい動きを取り戻すにはもう少しかかると思いますが3ヶ月くらいから周りの方のサポートを受けながら無理しない程度に復帰されると良いと思います。
その際にはもちろん、激しい動きを今までと同じ感じでするのではなく一つ一つの動きを腹筋、背筋を意識して出来ればお腹を引っ込める事を意識して行う事が必要になります。
最初は意識するのが面倒に感じるかもしれませんが数ヶ月もすれば無意識に腰にかかる負担を軽減した動きを習得できるはずです。
僕もそうやって今は激しい仕事をしてもまず腰を気にする事なく働けています。
そうやって仕事をする事のメリットは再び腰痛を引き起こさないだけでなく仕事=トレーニングという事になり、腰回りの筋肉の増強に繋がっていきます。
バレーボールをされているとの事ですがバレーボールのレシーブ前のレディーポジションにも良い効果が生まれると思います。
バレーボールのレディーポジションは膝が曲がって、手は腰のレベルで膝のすぐ外側、プレーヤーの体重は前方にバランスしています。 プレーヤーの体重が体の前方に釣り合っている事が重要になってきます。
このレディーポジションを取るには腰回りの筋肉、腹筋、背筋をバランスよくとる必要があるので前述したような仕事中の意識がバレーボールにも良い効果を生むと考えられます。
僕の趣味であるテニスのレディーポジションも同じような理屈なのですが、僕も術前と今では明らかにレディーポジションの安定、そしてそこからの動きがスムーズになったと実感しています。
という事で質問者さんのポジションな思考、行動力があればきっと3ヶ月で仕事復帰、そして一年以内、早ければ半年ほどでバレーボールにも復帰出来ると思います。
まとめ
今回も質問箱へ寄せられた質問へのお答えを記事にさせていただきました。
最後に質問その2の質問者さんが取り組まれている僕のお勧めする術後メソッドについての記事のリンクを下に貼っておきますので是非皆さんもそれらの記事を読まれた上で納得されればお試し下さればと思います。
全て僕自身が取り組んだものでエビデンスもしっかりあるものです。
最近腰痛がすぐによくなるなどという怪しく胡散臭い教材を販売しているのを目にしましたが藁をも掴む気持ちでそういう教材に高いお金を注ぎ込むのなら上記のシックスパッド、BCAAの記事をまずお読みになられる事をお勧めします。
当ブログは一患者であった僕の実体験を記事にし、無料で皆さんにシェアしておりますのでまずは全ての記事(たまに腰痛以外の記事もありますがw)を読んでみて下さいね。
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そんな甘い考えは捨てた方が良い
そんな甘い考えは捨てた方が良い
またまた質問箱への質問のアンサー記事です。
今回の質問はコチラ
「腰椎固定術の手術をしたらもうヘルニア再発しませんでしたか?」
という質問でした。
この質問を僕個人でお返事すると
「していませんね。」
という事になりますがきっと質問者さんが求めているのはそういう僕個人の答えではないですよね?
という事で今回は
腰椎固定術の手術をしたらもうヘルニア再発しないのか
というテーマでお送りしたいと思います。
再発リスクは下がるどころか上がる?
真面目な話、ぶっちゃけると
腰椎固定術してもヘルニアは再発します。
そして、どちらかというと再発リスクは上がります。
以前にもどこかの記事に書いたと思いますが腰椎固定術をするとヘルニアになっていた上下の椎間を固定して骨が一体化し、最終的に一つの椎間になる訳なので超簡単にいうと関節が一つ減るという事になります。
と、いう事は固定術をした椎間の上下の椎間にかかる負荷は術前より増える訳なので施術箇所上下に椎間板ヘルニアが再発するリスクは当然高くなる訳です。
逆にいうと固定術をした箇所の再発は考えにくいのである意味「再発はしない」という事になります。
だからこそ
上記のお話から分かるようにだからこそ再発防止にはその施術箇所上下の椎間の負担を和らげる為に周囲の筋肉を増強したり、骨盤にかかる負担を減らす為に減量したり、腰〜足までの関節を柔らかく保つ為にストレッチを欠かさず続けたりが大切になる訳です。
周囲の筋肉を鍛えるのは体幹トレーニング
骨盤にかかる負担を減らすには減量もですが椅子への座り方の工夫
関節を柔らかく保つには寝る前の数分のストレッチ
結局術後もそういった日常の努力無くして再発リスクを減らす事は不可能だと思います。
まとめ
単純に腰椎固定術の手術をすれば一生ヘルニアにならないなんていう事は絶対にありません。
固定術を施術した分、施術箇所の上下に椎間板ヘルニアを発症するリスクは高くなります。
この病気を発症し、しかも腰椎固定術をしなければならないほど悪化してしまった人は極端な言い方かもしれませんが再発したくなければ一生、再発リスクを減らす努力を欠かしてはならないと思います。
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