慢性腰痛や椎間板ヘルニア手術後はドMになって下さい。

はい、皆さんこんにちわ。

 

「ドSの皆さんも是非ドMに。」

鎧コルセットマンです。

 

慢性腰痛や椎間板ヘルニア手術後はドMになって下さい。

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このブログをご愛読いただいている方々はきっと「ドM」要素があられると思いますが皆さんもっとドMになって下さいというお話です。

 

腰痛撃退に本当に必要なのは「鎮痛剤」ではなく「運動」

 

薬漬けのリスク

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腰痛皆さん、薬漬けになっていませんか?

 

強い痛みがある時は鎮痛剤や抗炎症薬を服用する事も大事だとは思いますが、薬を常用するのは薬の効果を弱めてしまう事にも繋がり、尚且つドラッグのように依存性があるという事を分かった上で服用した方が良いと思います。

 

上記のお話はほとんどの整形外科疾患でいわれている事ですが、腰痛の場合、もう一つのリスクが存在します。

鎮痛剤を処方される際に皆さん、胃の粘膜を守る薬を一緒に処方されると思うのですがそれはその鎮痛剤や抗炎症薬が胃に少なからず悪い影響を与えるという根拠になります。

 

胃と腰痛の関係

以前書いた「人類の進化からみた椎間板ヘルニア」(記事はコチラ)

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でも少し触れましたが人間の内臓はボウル型になった骨盤や腰椎付近の筋肉に支えられる形で守られています。

 

人間の身体の不思議なんですが、人間は生命の維持を最優先にしますので内臓を優先して守るようになっています。

なので薬などの副作用により胃に炎症があったりすると骨盤付近の筋肉、胃の場合特に背中側の筋肉が緊張します。

背中側の筋肉が緊張すると、対になっている腹筋なども緊張しはじめ、結果腰痛に繋がってしまうのです。

 

腰痛を防ぐ為に飲んだ鎮痛薬のせいで皮肉にも腰痛を引き起こしてしまっている「負のスパイラル」に陥ってしまうのです。

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腰痛を勉強して深堀していくと、よく「負のスパイラル」にぶち当たります・・・

どこまでも厄介な疾患です・・・

 

ストレスも・・・

 

ここまで読んでいただいて気付かれた方もいらっしゃると思うのですが、皆さんご存知の通り「ストレス」も胃を弱める原因の一つです。

 

ストレスがかかった胃腸は悲鳴を上げ、前述したとおり胃を守ろうとします、そうして緊張した背中付近の筋肉やお腹周りの筋肉がなにかの拍子でバランスを崩した時におこるのが「ぎっくり腰」です。

 

痛くても運動した方が良い結果を生む

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もちろん、ヘルニアや狭窄など外科的処置が必須なほどの大きな疾患があれば話は別になりますがそうでない場合は運動療法が一番い良い結果を生むと学会などでも考えられています。

 

僕の場合をお話すると、退院してきて数日後今考えると本当に馬鹿な話ですが急こう配を含む12kmのウォーキングを決行しました。

 

本当に馬鹿げた距離でしたがそれでどうなったかというと、当日~翌日は足の脛の筋肉がパンパンに張ってしまいました。

しかし、その翌日もまた少し3kmほど歩きましたらその張りが半減しそこから一気に症状も改善へ向かったんです。

 

普通、足がパンパンに張っていたら翌日は安静にしますよね?

それでも歩いたのが良かったのだと思います。

 

「迎え酒」ならぬ「迎え運動」です。

 

僕のような馬鹿げた距離のウォーキングは荒療治すぎるのでおススメ出来ませんが、痛みや張りがあっても多少の運動は行った方が良い結果を生むのかもしれません。

 

こういった効果は別に僕に限った話ではなく「ドーパミン」が関係したしっかり裏どりの取れたお話で、以前書いた「ドーパミンで痛みを乗り越える」という記事の冒頭でも書かせていただいています。

 

※歩けないほど強い痛みがある場合や術後すぐの方は運動をお控えください。

 

 

ネガティブ思考の皆さんへ

 

痛みがある状態で運動と聞くと一部のネガティブ思考な方々は「ふざけるな!運動できるくらいなら鎮痛剤なんて飲まない!!」という声が聞こえてきそうです。

 

これだけは読んでください。

 

火事に例えてみましょう。

 

『鎮痛剤は非常ベルを止めるだけです。』

 

『消炎剤は火災を鎮火させるだけです。』

 

『運動はおうちを再建してくれます。』

 

酷い症状が続く方でも数日に一度は調子の良い日があると思います。

その時、迷わず「運動」してください。

 

時間はかかると思いますが、きっとそれを繰り返すうちに薬から脱却でき少しずつ回復に向かいます。

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まとめ

どうでしたでしょうか、「ドM」になるのが腰痛撃退への近道だという事はお分かりいただけたでしょうか?

 

薬に依存し、家でゴロゴロしていても根本的解決にはなりません。

 

それが退院直後ならともかく数か月も続いていると本当に大変な事になります。

同じ事を繰り返した挙句、車椅子生活になった取引先の方もおられます。

 

どうか皆さんも腰痛と向き合う時は是非「ドM」になられる事が腰痛克服への近道だと意識して腰痛を撃退しましょう!

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