今もなお続く2018年台風21号の後始末。

 

皆さん、おはようございますヨロコルです。

 

今もなお続く2018年台風21号の後始末

 

先日一年待たされた後、ようやく修理が終わった我が家の屋根。

 

今週末にはまたまた台風19号が接近の予報になっていますがどうなることやら、、、

 

今回のお話はそんな我が家の2018台風21号の後始末がまだまだ終わらないといったお話です。

 

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なんじゃこりゃ

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修理が終わりホッとしていたのも束の間、思わぬ請求書が届きました。

 

2018年9月の見積もり額より10万円アップ⤴️

アクセス数や収益はアップしたら嬉しいけどこれはあかんですw

 

見積書と大きく違うのは

 

『再再応急処置養生代』と『諸経費』

 

はい?

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たしかに屋根に養生の為に敷かれていたシートがめくれたり、土嚢が落ちたりした際に電話してなんとかしてくれとは言ったけど、、、

 

そもそも工務店が1年間、毎月のように電話で催促しても来なかったのが原因でそんな工事が必要になったんですやん。

 

もしかして増えた諸経費って電話出て話した代?

ふざけるな💢って話ですよ。

 

そんな自分とこの都合でかかった出費をなんでうちが払わなあかんねん。

 

そもそも手抜き工事

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この画像を見て気付いた人はすごいと思いますが実はこの屋根、一段おきにしかビスが止められてないんです。

 

要は『差し込んる』だけ。

 

だから一段おきに落下しているんです。

 

ビス止めしてある所は外れてません。

 

要は手抜き工事。

 

今まで自宅の建築

倉庫×2

離れ(今は父母の家)

作業場

自宅と作業場リフォーム

など総額1億円を超す仕事をお願いしていた数十年の付き合いの工務店にこんな工事されていたとは、、、

しかも一番大事な自宅の屋根なのに💢

自宅と作業場のリフォームだけで建て売り一軒分くらいかかってるんですけどーw

外構も込みですけど。

 

2000年の建築基準法改正

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少しだけ工務店を擁護する事が出来るとしたら、実は我が家の屋根を含めたリフォームを行ったのは2001年。

つまり長女が生まれた年。

その前々年までは一段おきで合法だったんです。

 

ところが阪神大震災から6年後の2000年に建築基準法が改正されてからは違法になったという訳です。

 

瓦屋根標準設計・施工ガイドライン

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あんまり皆さん興味ないと思いますが結構大事な事なので細かく書きますね。

 

上記の2000年の建築基準法改正に沿う形で

「全日本瓦工事業連盟」さんが2001年に工事のガイドラインを発行しています。

 

皆さんのお宅の屋根瓦のタイプや住んでいる地域などによって違うので下記のURLからPDFをダウンロードして確認してもらいたいのですが下では我が家の場合を例に書かせていただきます。

 

屋根瓦標準設計・施工ガイドライン

http://www.yane.or.jp/manual/guideline.pdf

 

ヨロコル家の場合

ヨロコル家の場合、使われている瓦はいわいる防災瓦。

 

っていうか笑わしてくれるなw

どこが防災瓦やねん、、、

まぁ、瓦は悪くない。

施工が悪いだけですけど👎

 

 

ガイドラインによると『F型平瓦』

 

そして建築基準法で大事になってくる『基準風速』は我が家の地域は34m/s。

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とると、どういうガイドラインになっているかというと、

 

「基本風速32m/s以上、38m/s未満の地域は

 

『基本として平部の瓦全数の留め付け及び補強』が必要。

 

って事で半数しか留め付けしていない、補強も無しのヨロコル家はアウトー!

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基準風速一覧

http://www.temma.jp/webfunx/load/wind_vo.htm

是非ご自宅の基準風速を確認してみて下さいね。

 

いざ勝負!

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このガイドラインに全てに目を通し、熟読して頭に叩き込み、プリントアウトした上で工務店の社長にアポをとり先日、我が家で工務店との戦いに挑みました。

 

交渉ごとの基本、最初は相手の出方を伺う。

案の定、昨年出した見積もり書と今回の請求書だけを持参した社長。

 

ここでいくらかでも減額した請求書でも持ってきていれば少しは誠意を感じたのでしょうが、、、

 

残念ながら増額した言い訳だけをやろうとするのでまずはきっぱり

 

「そんなん何でも良いんです。説明してもらう為に来てもらったんじゃないんですから。」

とシャットアウト。

 

そこから工務店が当時依頼した屋根業者の見解を説いただしました。

そこが一番ポイントですからね。

 

「当時は一段おきに留めてたと言っているんですけどねー。」と。

 

「ふーん。」

とヨロコル知らぬふりを決め込むw

  

 

 

この印籠が目に入らぬか!

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はい、8時45分の水戸黄門状態ですw

 

おもむろに書類を社長の目の前に差し出し、プレゼンのごとく、蛍光ペンで線を引きながら素人が工務店社長に解説w

 

社長は「・・・・。」

 

知らんかったふり。

 

絶対知ってたはず。

当時知らなくても今回の事で調べたはず。

 

 

万歳したら終わり

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「って事で、前回お話した通りこの先ずっと被害が出るたびに社長さんとこに修理費を負担してもらうか、全部めくってやり直してもらうかやけどどうします?」

 

と急に上から目線のヨロコルw

 

「前にも話させてもらったように今後の被害はうちが、」

と言いかけた所で

 

「でもアレか、オタクの会社が万歳(倒産)したらそんな契約書交わしてもただの紙切れになるから前者は撤回します。

 

瓦全部めくって、下地もアスファルトシートにビス穴があるやろうからめくって貼り直して全て一からやり直してください。

なんならその屋根屋と費用折半したらいいじゃないですか?」

と言うと、

 

「実はその屋根屋、もう潰れてて連絡つかんのですわ。」

と泣きのような言葉。

 

はい?さっきあなた

「当時は一段おきに留めていたんですよね。」って屋根屋が言うてた言うたんちゃうの??

 

もはやつじつま合わせすら出来んようになってしまった社長w

 

ここでゲームセット。

「とりあえず屋根屋と相談します。」

 

とまたまたらつじつまが合わん言葉を吐いて帰っていきました。

 

数時間後電話があり、

「新しい屋根屋と相談してまた工事の予定決めさせてもらいます。

けどまだ去年の屋根修理が残ってますので待ってもらわないといけないかも」

と。

 

そこは「新しい」をつけてつじつま合わそうとするんやなw

 

僕ならやりたくない無理ゲー

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画像見てもらって分かる通り、我が家の屋根はたしか全部で3000枚くらいの瓦が使われています。

 

足場組んで、瓦3000枚を下して、防水シートめくって(たぶん上から貼るやろうけど)また屋根に上げてビス止めして、、、

 

こないだの補修で変にコーキング剤打ってるからコーキングついた瓦はもうダメだし、そもそもビスじゃなくてネジ釘で止まってたら抜けないよねー、半分だから1500枚分やけどw

 

もしかしたら下地のコンパネから張り替えないといけないかも。

そうなるとその裏側に貼ってある断熱材もやり直しですよねー

 

うーん、工程を考えるとヨロコルでもしんどくなる作業、、、

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まさに無理ゲーなのかも。

 

人手もかなり要りますよね。

 

たぶん、プリウス〜クラウン一台分くらいの費用がかかると思います。

 

勉強不足

まぁ、社長は当時現場に絡んでなかったので少しは同情しますけど部下の現場監督さんの教育不足なのはたしかなんですよね。

 

あと、勉強不足。

 

建築に関わる仕事をしている以上、ずっと勉強しとかなきゃ。

 

スポーツでも一緒ですよ、ずっとその現場でやっていたいなら常に勉強ですよ。

スポーツは毎年細かいルールが変わります。

今話題のラグビーでもそうですよね、数年前と細かいルールが変わってます。

 

僕はよく地元の小学校のサッカーのコーチを頼まれる事がありますが

 

「僕の知ってるサッカーは古いので今のサッカーでは通用しません。」と答えています。

指導者の経験はありますが古すぎるんです。

 

だからサッカーの現場には立ちません。

 

今回の事もそう、工務店やってるのに今の建築基準法も知らない人間がいつまでも現場に立ったり、社長をしていてはダメ。

身を引く方が良いと思います。

 

まとめ

今回は2018年台風21号による我が家の屋根の後始末について書かせていただきました。

 

今回の修理のお金を払ってしまうと話が終わってしまうところでした。

お金を払わない事であちらにも荷を担がせる事が出来、それで工期が早くなればと思います。

 

この件は進展があり次第また記事にしたいと思います。

 

まずは今週末の台風19号による被害が日本国中どこにも出ない事を心から祈っております。

 

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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