【高校寮生活保護者必読】寮からの逃亡

【高校寮生活保護者必読】寮からの逃亡

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現在、数十億円を使って日本から逃亡したカルロスゴーン容疑者の逃亡劇が連日放送されていますが、今回は年末年始に長女の通う某県の某スポーツの全国強豪校に起きてしまった後輩ちゃんの寮からの逃亡劇のお話の本日までの様子を時系列でお伝えしたいと思います。

 

もしかすると4月から同じように国内スポーツ留学などで寮生活されるお子様がいたり、ご本人だったりも読んで下さるかもしれませんので参考になさって同じような事にならないように頑張ってもらえればと思います。

 

全てはこのツイートから

 

 

という事で年末やっとのことで仕事納めだった日に同じ大阪から長女と同じ高校へ入った一年生の親御さんから連絡が入りまして、、、

 

次の日の30日に色々話を聞く事になったのですが、、、

 

探偵って💦

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で、30日午前中から始まった親御さんとのやり取りですがこれがまたいきなりすごいワードがたくさん飛び出しまして、、、

 

要約しますと、

 

  • 二年生の先輩を中心に無視されている
  • 年末の帰省時に迎えにいくと、先輩の親御さんに無視された
  • 遠征先の部屋割りが嫌いな先輩だらけで無視され続けた
  • イジメの証拠を掴む為に探偵を雇う覚悟である
  • 学校及び加害選手相手に訴訟を起こす予定
  • 寮に帰らないのも検討している

 

こんな感じ💦

いやぁ、マジか、、、

お餅つきの最中、いきなりこんなヘビーなLINE送られてきまして年末気分は正直吹き飛びましたわ、、、

 

無視

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幸い、長女が帰省中ですぐにここ最近の彼女の様子を聞けたのですが、寮長である長女曰く、

 

  • ここ数ヶ月の間に今まで自分の方が優ってると思っていた同じ一年生の選手にレギュラーを奪われてしまい、練習中も堕落していた。
  • その堕落について長女と他一年生1名の選手が寮の部屋で話を聞いてあげても空返事ばかりだった。
  • 「春の全国大会でチームに優勝してほしい?」という問いに答える事すらしなかった。
  • 練習中、全力で走るべきプレーの時に二年生の先輩に「走れー!」と言われても走らなかった。
  • その事について聞いてみたら「私出来るだけ動きたく無いんです、スポーツ向いてません。」などと言っていた。
  • 「せめて、練習中声だけでも一番大きな声を出してやる気を見せて」と言うアドバイスにも軽い感じで返事するだけだった。

 

これが真実です。

 

長女ともう一人を除いた選手たちは、たしかに彼女を「無視」していたそうです。

それは本当なのですが、こうやって三年生である長女や、同級生が心配して話を聞いてやろうとしてもこんな反応だったそうです。

逆に寮に帰ってまで説教されたと親御さんと話していたんだと思います💦

 

同郷でしかも大人しい長女は最後まで親身になってこうやって彼女にチャンスを与えようとしていました。

彼女の同級生も同じく、心を同じにして春からの全国大会を戦おうと励ましていました。

 

ここが普通の高校なら熱量の違いがあるので仕方ないし、ただの部活だと思えばやりすぎだと思われるかもしれませんが何十年も連続で全国大会やインハイに出場するような強豪校、しかも彼女は他府県からスポーツをやる為にきているスポーツ推薦の選手なんです。

 

ある程度覚悟を決めて入ってきている選手しかいない学校なんです。

 

ぶっちゃけますがそりゃ、上記のように堕落している選手だったら無視されますよ💦

アドバイスしてても聞く耳もたないし、特に今の時期はレギュラー陣は全国大会前でそんな選手に構ってる余裕なんかありませんからね。

逆に雰囲気壊します。

 

親御さん

実は12月30日に親御さんに娘さんの真実の姿を話すかどうかめっちゃ悩みました。

 

もし、話して彼女が親御さんに激しく責められてもし、殴られたりしたら大変だからです。

 

しかし、親御さんや彼女の『被害者意識』が恐ろしく高く、全て一年生、二年生が悪く言われているのも聞いてられなかったので長女に聞いた全てを親御さんに話しました。

 

その後、電話じゃなく直接話したいので大晦日の日に時間を作れないかと話しましたが答えは「色々用事があるので無理です。」という返信がありました。

 

こっちだって用事ありますよ、大晦日ですからね。

それでも大事な事だと思ったのでこっちから提案したのにそういう返事だったので僕はもうそこで諦めました。

 

おそらく、同郷のよしみで今までずっと味方で色々愚痴を聞いていたので長女を含めた我が家が急に他の選手たちを同じように悪く言ってくれないのであちらはあちらで見切りをつけたんだと思います。

 

乗り越えなきゃいけない壁

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我が子が可愛いのは分かります。

ですが家から出して寮生活させて独立させてるんですからある程度自分でなんとかしなきゃいけない事ってあるんだと思うんです。

 

先生のパワハラとかならまだ分かります。

僕もこの3年間であまりに理不尽すぎる先生のパワハラがあった時は先生と電話で何度もやり取りしました。

二年生になったらパワハラはもっと激しくなりましたけど、二年生にもなるともう親も本人も『諦観』するようになりましたw

 

三年生になり、特にインハイや国体が終わった後は先生は急に優しくなり、今までのパワハラも将来の自分の為の『愛から来るもの』だったんだと気付く事になるんですが後輩たちがいる前ではそういう素振りは見せないので一年生、二年生はこれがずっと続くと思ってしまいます。

 

選手間では今の三年生も長女を含め、ほとんどは先輩に無視されたり、同期に無視されたりされてきました。

レギュラー争いのあるスポーツですから妬みやひがみなんか普通にありますからね。  

 

そんな事をいくつも乗り越えてきたから今、レギュラー、サブ問わず三年生全員希望の大学へも進学が決まってるし3年間頑張ってきて良かった、楽しかったと言えるんだと思うんです。

 

逃亡

そして、長女が寮に帰ってすぐの僕のツイート

 

はい、逃亡しました💦

部屋はもぬけの殻‼️

長女より先に帰寮した一年生、二年生が帰寮する前に全て撤収されていたそうです。

 

 

今まで長女が入学してから同期が一人、後輩が一人退学していきましたがちゃんとみんなに挨拶して出ていきましたが今回は黙ってドロン💢

心配した一年生が今も尚、電話をかけ続けていますが全く出ないそうです。

 

 

しかもうちに相談しておいて何の連絡もありません💢

一応、僕の紹介で入学しているのですが、、、勝手に逃亡していかれました。

たぶん、僕たちの知らない水面下で監督や校長などと話し合いの最中なんだと思いますがまさかこんな勝手な動きするなんて紹介した僕の立場ありませんよ、、、

 

自分の居場所

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まぁ、もう何を言っても何にも状況は変わらないと思うのですが彼女や彼女の親御さんがなぜこういう事になったのかというと原因は『居場所』なんだと思うんです。

 

今の自分がおかれている状況、状態を把握出来なかった。

 

自分が今やるべき事、彼女の場合でいうとレギュラーを奪われた後、

 

「レギュラーを取り返してやる‼️」とがむしゃらになって練習中、必死なプレーで監督やコーチに死に物狂いになってアピールする。

 

「レギュラーは取られたけど、その分しっかり声出してチームの雰囲気を盛り上げてチームに貢献する‼️」

 

この二択だと思うのですがどっちの努力もする気なし💦

それじゃ干されて当然じゃないですか?

 

強豪校というのはその名の通り、全国各地から「お山の大将」が集まってくる傾向にあります。

 

長女の学校の場合、そこまで強烈にお山の大将が集まるほどではなく、長女のように中学まではなんとか全国大会に出るくらいで高校で日本一厳しい練習環境で成長し全国トップレベルにまで押し上げるという学校ですが。

 

もちろん、地方のお山の大将の集まりであっても全員がレギュラーになれる訳ではありません。

長女の先輩の話ですが、ある県の中学トップチームのエースだった先輩。

入学したての長女にレギュラーを奪われそこからは引退試合までずっとサブでした。

 

しかし、その先輩の事を長女はずっと尊敬していました。

腐らず、サブとして卒業するまで誰よりも自分に厳しく鍛錬し、いつでも自分が試合に出るための準備をずっとし続けて、サポートに回れば全力で声が出なくなるまで声を出し、チームが勝てば誰よりも喜び、負ければ大きな声を出して泣かれていました。

 

いつも元気で誰よりも笑顔でチームの雰囲気を作られていました。

 

そういう風に自分で現在自分おかれている立場を考えて現実を受け止めてしっかり3年間頑張る事が強豪校に入学する意味だと思います。

 

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そうして3年間頑張ったご褒美は大学進学であり、その後の就職であり、人生全体を豊かなモノになるという事だと僕は思います。

 

彼女のように途中で堕落してしまったり、そのメンタルケアやサポートできない親御さんの場合は最初から強豪校にくるべきではない。

厳しい意見かもしれませんがそれが出来ないなら何処の世界でもただの『落ちこぼれ』にすぎないです。

 

この記事がこれからスポーツ推薦などでスポーツ強豪校に入学しようという選手や親御さんのヒントになってもらえればと思い、僕の思いを綴らせていただきました。

 

一言でいうと『覚悟』。

 

選手、親御さんに覚悟がなければスポーツ強豪校への進学はおススメ出来ないという言葉を最後に記事を締めさせていただきたいと思います。

 

長い記事になりましたが最後までお読みいただきありがとうございました。

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