【椎間板ヘルニア】リハビリ成果は術後6ヶ月からです‼️

【椎間板ヘルニア】リハビリ成果は術後6ヶ月からです‼️

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こんな研究論文がインターネット上にありました。

 

http://pttokyo.net/wp/wp-content/uploads/2018/01/腰椎後方固定術後における体幹伸展筋力の変化はと_の・pdf.pdf

 

この論文を全て読むのは大変だと思いますが、、、

 

※この論文は後方椎間腰椎固定術に対して書かれたものなのですが固定術以外の術式に関しても固定術ほどはっきりはしていませんが同じような事が考えられると思い記事にさせていただきました。

それをご理解された上で参考にしていただきたいと思います。

 

要約すると

術後3ヶ月はリハビリを行ったが一般的に骨癒合前は過度な体幹トレーニングが禁止とされており、成果が体幹進展筋力に対して結果が思わしくなかった。

逆に低下した。

 

術後3ヶ月からはある程度のレベルの体幹トレーニングが行え、しっかりとしたトレーニングを術後3ヶ月からスタートし、術後6ヶ月あたりには術前と比べ約30%、術後12ヶ月では約40%の増加がみられた。

 

という事です。

 

術後3ヶ月は低下

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術後3ヶ月は逆に体幹進展筋力が低下した理由に関しては手術における背筋群の侵襲、術箇所の不動、つまり手術によって背筋を切ったり、安静時に筋肉を動かさない事や過度な体幹トレーニングの禁止が影響して手術前よりも筋力が低下してしまうという事です。

 

つまり術後は術前よりマイナススタートな訳です。

なので術後3ヶ月は手術前よりも背中や腰回りの筋力が下がっているので下肢や腰の痛みがなかなか良くならない訳ですね。

 

腰椎の手術をされる方は手術をすればすぐに治ると思われている方が多くいらっしゃるので手術をしてすぐに良くならない、ましてや3ヶ月リハビリやトレーニングを頑張っても良くならないとなるとメンタルが弱ってきてしまいトレーニングなどをやめてしまう方が多いんです。

 

そして薬に頼るようになってしまう💦

 

とにかく6ヶ月‼️

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この論文でリハビリ継続6ヶ月〜12ヶ月で体幹進展筋力は一気に上昇するという事が証明されています。

 

なので椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症克服にはまずは6ヶ月リハビリや体幹トレーニングなどを継続する事が一番重要です。

 

僕のブログを遡ってみたり思い出してみるとよく分かるのですが僕も単純に術前の状態より体幹や腰回りの筋力が強くなったなと感じたのはchamaさんとYouTubeコラボ企画を行った頃、まさに術後5〜6ヶ月くらいからでした。

 

3ヶ月目までのトレーニング

この研究論文の結論的な所になってくるのですがこれからの課題は術後すぐから術後3ヶ月までの間の

 

椎間に過度なストレスを与えない範囲での適切な運動療法プログラム

 

なんですよね。

 

これが本当に難しい💦

 

論文ともなると極端な事は書けないし、ガイドライン作成にも関わってきますからね。

 

しかし、経験者としてそしてたくさんの術後予後の良いフォロワーさんを見ているとなんとなく分かります。

この最初の3ヶ月、そういう方は結構無茶をされています。

とにかく歩く、歩く、歩く。

 

そういった方がこの最初の3ヶ月を上手く乗り切って早期社会復帰、スポーツ復帰されています。

 

上記した通り、通常のリハビリでは6ヶ月までは筋力が上がってこないという事が分かっているので、6ヶ月まで症状が治らないというのはある意味当たり前なんです。

 

この論文は少し前のモノですが今の僕が経験した最初の3ヶ月のリハビリについてはやはりまだ適切な運動療法プログラムではなかったように感じます。

 

またか

そこでまたかと思われるかもしれませんがこの3ヶ月に行えるセルフケアとして椎間に負担をかけないシックスパッドなどによる筋肉刺激や、アミノバイタルに代表されるBCAA摂取などを僕はおススメしています。

 

この二つが僕に有効だった根拠に関してはしたのリンクから情報を得ていただければと思います。

 

シックスパッド記事

https://www.yorocor.com/entry/2019/06/13/112502

 

BCAA記事

https://www.yorocor.com/entry/2019/07/08/062635

 

特にBCAAについては論文でも発表されていますので是非取り入れていただきたいと思います。

 

 

まとめ

僕が偶然見つけた研究論文によりますと、術後3ヶ月〜半年くらいまで頑張ってトレーニングしていただければ筋力上昇のタイミングが現れ始め、症状も回復に向かう可能性が高いという事です。

 

その後も筋力を低下させない為に常にトレーニングは欠かせませんが「天然の鎧コルセット」を手に入れてしまえば再発のリスクもかなり低下させる事が出来ると思います。

 

医師に頼る、薬に頼るだけでなく、『自分の努力で治す必要性の高い病気』それが椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症という病気だと思います。

 

 

 

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