『患う前より強い身体を作る』
患う前より強い身体を作る
リハビリの定義
リハビリテーションとは、身体的、精神的、社会的に最も適した生活水準の達成を可能とすることによって、各人が自らの人生を変革していくことを目指し、且つ時間を限定した過程である。Wikipediaより引用
リハビリの定義はこんな感じになっています。
この定義、僕も実は初めて知ったんですがすごく深い言葉ですよね。
人生をが変革していくことを目指す事。
まさにその通りだと思います。
患う前に戻すんじゃダメ
この定義を知らないと人は
『病気を患う前の状態に戻す事』がリハビリだと思ってしまいます。
僕はおそらくほとんどの患者さんがそういう認識だと感じています。
しかし、椎間板ヘルニアや腰痛関連の病気というのはそういう認識でリハビリやトレーニングしているとかなりの確率で再発してしまいます💦
それは患う前の身体に戻したところでその身体だったから患ってしまった訳ですからね。
僕が思うに、腰痛関連の病気はダイエットして物理的に体重を落とすというよりも強い身体を作る方が大事だと思います。
基本はあくまで『患う前より強い身体を作る』ことです。
腰、臀部周り
先日、仕事中おふざけでこんな動画を撮ってツイートしました。
祭日と分かった瞬間遊びモードが発動したので遊びながら仕事する事にしたw
— 鎧コルセットマン (@yorocoru) 2020年2月11日
42歳の腰にボルト入ったおじさんが部品取りにいくだけの動画です(๑>◡<๑) pic.twitter.com/OucBr0SvGp
この動画を見て僕も初めて気付いたんですが腰から臀部周りが椎間板ヘルニアを患う前よりかなり逞しく大きくなっていました。
プロ野球の投手なんか見てもらうと分かりますいですが例えば井川慶投手、野茂英雄投手、田中将大投手など名投手と言われる選手は皆お尻が大きいですよね。
あれは、腰や臀部周りの筋肉を鍛える事で下半身の安定感が増して、体幹の回旋が安定しコントロールが安定したり球速が上がったりするので意識して大きく鍛えているんです。
スポーツはせずとも、下半身の安定感は腰への負担軽減にも繋がるので腰、臀部周りのトレーニングは椎間板ヘルニアのリハビリにも必須です‼️
僕も日頃から腰に負担のかかるヒップリフトなどはやりませんが、スクワット、シングルスクワット、ランジ、サイドランジ、キックバックなど回数は少しずつですが毎日やっています。
その結果骨盤の筋肉量が増大し現在ある程度ハードな仕事をしてもほとんど痛みなく過ごせています。
股関節ストレッチ
次に大事に考えて毎日しているのが股関節ストレッチです。
股関節を柔らかく保つ為のストレッチは以前骨盤の開閉の記事の中でも書きましたが股関節を柔らかく保つのは本当に大事です。
骨盤開閉の記事はコチラ⬇️
https://www.yorocor.com/entry/2019/07/15/172107
その股関節のストレッチと体幹トレーニングをやった結果が先日Twitterにアップしたこの動画です⤴️
ボルト入りおっさん動画シリーズですw
— 鎧コルセットマン (@yorocoru) 2020年2月15日
体幹トレや大臀筋トレの成果です‼️
かなり前から挑戦していたのですがやっと片足着地できました🎊
『患う前より強く鍛える事』それが一番の再発予防です。 pic.twitter.com/x5Mu6QuHuQ
もちろんヘルニアになる前は出来なかった事で、偶然トレーニングの動画を探している時にこれをやっている動画で見かけてからこれを出来るようになるのを一つの目標にしてきたのでとても嬉しいです😂
バランス
ここまで下半身の事ばかり書いてきましたが、実は腹筋から上はほぼ手付かずです💦
なので術後療養により、胸板が薄っぺらくなった下の写真(8月撮影)よりも今はまた一番と薄っぺらくなってしまっています⬇️
本当にこんな画像でも乳首は隠さないとGoogleさんから怒られるのかなw
胸板が薄くなっている割に背筋はパワーアップしているのでバランスが悪いのか腕や肩がすぐ怠くなってしまうんですよね💦
なのでこれからは胸周りのトレーニングもしていこうと思っています。
まとめ
リハビリテーションの定義通り、自らの人生を変革していくことを目指すという事を意識し、患う前よりも強い身体を作ることが腰痛関連の病気と戦う上で重要です。
その為に、腰、臀部周りの筋肉を強く、そして大きくする事が下半身の安定化にとても重要。
それに加えて股関節、膝関節を柔らかく保つという事も忘れずに完治を目指す方は1日少ない時間、回数でも自分の身体と向き合う事が出来れば効果は充分あると信じて頑張ってほしいと思います。
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