ヘルニアの沙汰も金次第?

ヘルニアの沙汰も金次第?

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『地獄の沙汰も金次第』とよく言われますが、ここだけの話残念ながらそれはヘルニアや狭窄症にも言えると僕は考えています。

 

フォロワーさんからの報告

以下の内容は以前、質問箱に

「手術後トレーニングしたら以前の仕事に復帰出来ますか?」という質問をしていただいたフォロワーさんからいただいたDMです。

 

以前、手術後トレーニングで元の仕事に復帰できますか…と質問箱でご相談した者です。


なかなか自力でのトレーニングが上手く出来なくて パーソナルトレーニングに通っています(なかなか高額で💦)
負荷を掛けてのスクワットなどで以前よりもパワーアップを目指しています!
その節はアドバイスなどありがとうございました🙌

 

以前されていたお仕事に復帰したいとの事でしたのでアドバイスさせていただいた方なのですがその方がとられた策が『パーソナルトレーニングジム』

 

当ブログではあまり紹介していないのですが実は究極のリハビリ方法がコレです。

 

料金問題

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パーソナルトレーニングジムとなるとやっぱり心配なのは料金問題ですよね。

 

たしかに月額数千円で通える一般のスポーツジムと比べるとパーソナルトレーニングは高価だと感じますよね。

 

一般的な相場とすれば

 

2ヶ月で1h×16回で1クール。

その1クールで10〜20万円

 

10万円だと仮定すると1回1時間あたり6250円

この6250円って皆さんはどう感じます?

 

高い?

 

人によって感じ方は異なると思います。

 

普通に考えると僕は妥当な金額だと思います。

 

専門的な知識をもった人間がたった一人の為にそのスキルをフルに使ってマンツーマンで指導してもらえるんですからね。

 

ちなみにゴルフやテニスのプライベートレッスンの相場料金がおおよそこの金額と一致しています。

 

しかもこれはゴルフやテニスなどのレッスンプロレベルやコーチでの話で、現役のトッププロや元トッププロともなると1時間で数万円が当たり前です。

 

ちなみに我が家の長女のプライベートレッスン料金は7000円です。

大学生のアルバイトとしては破格だとお感じになると思いますが毎日ある訳ではないので💦

 

しかも、ジュニア時代お世話になったメーカーさんや協会、大学学連などから依頼された場合のイベントのお手伝いはおおよそ時給1500円ほどになります。

先日も学連からのお手伝いで中学生選手のお相手をしてきました。

 

お手伝いなら低料金ですがプライベートレッスンとなると上記した通り今までの経験や知識を余す事なく伝授しますので高額となる訳です。

 

 

パーソナルトレーニングでしか得れないモノ

 

下の内容はそのフォロワーさんとのDMのやり取りの中でのお話の一部です。

 

左脚の麻痺や痺れなどもトレーニングしだいと実感しました…費用の面では厳しいのですが💦チケット制なので自主練習の日などを増やし大事に使ってパワーアップしたら取り戻しそれ以上稼げる身体を作ろうと思ってます!

パーソナルトレーニングの素晴らしい活用法だと思いませんか?

 

ある程度以上のレベルでスポーツなさっておられた方なら納得される内容だと思いますがパーソナルトレーニングやプライベートレッスンは受講するだけでレベルアップ出来るというものではありません。

 

パーソナルトレーニングの1時間をどれだけ有意義なモノにしてその後のトレーニングに活かすのが大切なんです。

 

前半文の左足の麻痺や痺れなどもトレーニング次第

 

といった内容からもそのトレーニングの充実度が伝わってきますよね。

 

このフォロワーさんは腰の病気を患うまでは相当仕事が出来る方であった事もトレーニングへの取り組み方から量り知ることが出来ます。

 

 

理学療法士さんだけじゃダメ

 

もしかするとプロのトレーナーさんのパーソナルトレーニングと病院でのリハビリ担当の理学療法士さんからしていただくリハビリを同じようなものとして考えておられる方もおられるかもしれないのではっきりさせておきたいと思います。

 

以前記事にもしましたが病院での理学療法士さんのリハビリの定義は

 

『基本的動作能力の回復』です。

 

つまり、病気を患う前の状態に『戻す』作業です。

 

僕が皆さんに推奨しているのはこれも以前記事書きましたが『患う前よりも強い身体を作る』事

 

ですので前述のリハビリの定義では全くもって不十分ない訳です。

 

そして知識がなかったり、間違ったトレーニング方法を我流で行なっていると患う前より強い身体を作るどころか、故障したり、場合によっては一番したくない『再発』という結果を招いてしまうこともあります。

 

原理原則

この『原理原則』という言葉。

ここ数年でよく耳にする言葉です。

 

意味は辞書によると

『原理も原則も、基本的な決まり・規則の意。重ねることでその意味を強調した言葉。』

 

僕は仕事でもプライベートでも基本的シンプルに物事を考えるようにしています。

まさに原理原則にそって。

 

椎間板ヘルニアに当てはめた場合、

 

患う前と同じ基本的動作能力に戻った状態で同じ仕事に復帰すると原理原則的に考えると間違いなく『再発』しますよね。

 

 

いくら理学療法士さんにリハビリやトレーニングを教えていただいてもあくまで理学療法士さんの目標としているレベルは『基本的動作能力の回復』なのですから無理な訳です。

 

ではどうしたら良いか?

 

それはより専門的なスキルをもったトレーナーなどに基本的動作だけではなく、仕事で行う動作などをより細かく伝え、それに合わせた筋力の増強や、体幹などの増幅、そして作業フォームの見直しなどです。

 

それを可能に出来るのがパーソナルトレーニングジムという訳です。

 

僕の場合は特殊で娘たちの自分のサッカーなどスポーツのつながりで、ナショナルトレーニングセンターのトレーナーさんや体育大学の教員、柔道整復師さんなどがおられますのでそういった知人のアドバイスなどを受けやすい環境にありますのでパーソナルトレーニングに通った事はありませんがそういった知人がおられる方はなかなかいないと思いますのでパーソナルトレーニングジムを活用することはとても有意義な事だと思います。

 

 

一生続く出費ではない

パーソナルトレーニングにおいえこれがとても大事な考えだと思います。

 

例えば相場の10万円。

 

ここまでお伝えした内容でこの10万円って何年もずっとかかるとお思いでしょうか?

 

答えはNOです。

 

僕が求める内容からするとおそらく1クール16回もあれば充分に取得出来ると思います

 

一生の中のたった2ヶ月の10万円。

 

この10万円で二度と再発しない身体の作り方を教えてもらえるなら安いと思いませんか?

 

休職中の10万円はもちろん大金で支払うのには相当な勇気が必要なのは分かりますが復職したら10万円くらいすぐにペイ出来ますよね?

 

復職して12ヶ月再発なく仕事が出来ればひと月8333円です。

 

それで高額な痛み止めなどの薬代からも離薬出来るんですよ。

 

最大の問題

ここまでお読みいただいて行動に移していただける方が極少数なのは分かっています。

 

というのも先日、椎間板ヘルニア術後の知人との会話の内容があったからです。

 

その知人は高額で離薬が大変な痛み止めを服用しています。

それに加えて高額な民間療法とも思われるようなサプリメントも服用しているという話でした。

 

彼曰く、「少しでも楽になれば、藁へもすがる気持ちで飲んでるんです。」と言いました。

 

僕は

「そんなモノ効果ない可能性が高いよ、医学的ないエビデンスなんか証明されてないんだから。

 

こんなサプリメント飲むならトレーニングした方がよほど効果的なはずだからトレーニングしてみようよ。」

 

と言いました。

 

が、彼の答えは

 

「トレーニングなんて無理、痛いんだから。」

 

というモノでした。

 

こういう考えの方が多いのはフォロワーさんのツイートなどからも伝わってきています。

 

しかし、彼も他のフォロワーさんも術後の方は皆さん、『外科的には』完治しているんです。

 

痛みは、神経的な痛みなはずです。

 

外科的に完治しているならトレーニングは可能なはずです。

 

僕が初期に書いた記事などを読んでもらえると分かるかもしれまさんが術後まだ間もないときから病院で痛みを堪えて病院の廊下でゆっくり反復横跳びのような動作をしたり下の写真のような階段を痛みを堪えながら、よろけながらも看護師さんが呆れるくらい何度も何度も上り降りしたりしていました。

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今いくら痛みがあるといってもその時の僕よりは痛くないと思います。

彼には

『楽して治すのは無理だよ。』とだけ伝えてそれ以上はあまりうるさく言うのをやめました。

 

これは書こうかどうか迷いましたが基本、もしいつまでも痛みや痺れが治らない方がおられましたらその方は自分が『グータラ』な人間だと自覚して下さい。

 

本人が一歩踏み出して、痛くてもトレーニングする事でその後が変わる。

 

それは経験談として最後にお伝えしたいと思います。

 

 

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