可愛らしい
可愛らしい
長女が大阪に帰ってきて今日で1週間。
今回はこのキーワードを元に記事を書いてみたいと思います。
『可愛らしい』
卒業を前に長女が後輩からもらった手紙に頻繁に登場したワードなんですが普通に考えると後輩から『可愛らしい』と思われるなんて不思議ですよね。
でも手紙をよく読むと長女宛に『可愛らしい』と書かれていた意味は外見ではなく、もっと深い意味がある事に気付きました。
手紙を読んでいると『癒し』、『信頼』、『聡明』、『余裕』、『笑顔』という言葉が目立ちました。
その言葉をまとめたのが『可愛らしい』という言葉だと僕は感じました。
強豪校の部活というものはどうしてもピリピリしがちで、レギュラー争いなどは先輩後輩関係なく熾烈な戦いがあります。
寮生活だと尚更、寮に帰ってもギスギスした関係になりがちなのです。
そうした場面で長女が明るく、同期、後輩などに接していた事が評価されたのではないかと思います。
実は昨年、卒業された先輩方からの手紙には『可愛らしい』の記述は一人もありませんでした。
練習でも試合が始まると人が変わったかのように勝ち気で先輩にでも牙を剥いて戦う長女は先輩にとっては『可愛らしい』と呼べるものではなかったのでしょうねw
『癒し』というワードは先輩からの手紙にも多かったですが、、、
同期や先輩から『可愛らしい』と呼ばれるのはある意味普通に感じますが後輩からそう思われる事は僕はすごく誇りに思える事だと思います。
助っ人外国人
僕は入学前、長女に
「お前はプロ野球でいえば『助っ人外国人』や。
地元の選手と同じ活躍しかできんかったらせっかく拾ってくれた監督に恩返し出来へん。
卒業する時に監督に『◯◯県の為にありがとう』と言われる選手にならなあかんぞ。」
と話しました。
3年間、山あり?谷あり、谷あり、谷あり、色々ありましたが高校の名を、全国に示す事が出来たのはそんな助っ人を受け入れてくれて地元の選手のように接してくれた地元の選手やその父兄の方々のおかげだと思います。
たまに県大会などの応援にいくと、長女が県のスポーツ協会の役員の方々と話しているシーンをよく目にしました。
そんな時も『よそ者』である長女に暖かく、そして愛をもって接していただけているのがよく分かりその都度涙を流してしまうくらい嬉しかったのを覚えています。
昨年の国体ではそんな県の協会の役員の方々に格別ならサポートをしていただき、結果は入賞こそ出来ませんでしたが高校スポーツ最後にお世話になった◯◯県へ少しは恩返しできたかなとも感じました。
先日、帰ってきた際に長女が一枚の表彰状を見せてくれました。
額に入った県からの表彰状です。
今までたくさんのトロフィーやらメダルやらを持ち帰った長女ですがこの表彰状は県のスポーツ協会からいただいた最後の表彰状です。
インターハイ、選抜大会の綺麗なメダルは僕の所に見せにきませんでしたがこの県からの表彰状は嬉しそうに見せにきました。
よほど嬉しかったんでしょうね。
これからも◯◯県の皆さんの優しさを忘れずにいて欲しいので賞品棚の一番前の目立つ所に飾りました。
4月から大学生になりますが3年間育てていただいたたくさんの方々に教えていただいたたくさんの事を忘れずに夢に向かっていってほしいと思います。
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