【椎間板ヘルニコア】理学療法士さんに求めるものは?
【椎間板ヘルニア】理学療法士さんに求めるものは?
そういえば全く触れていなかった理学療法士さんのお話です。
読者さんやTwitterのフォロワーさんの中にも理学療法士さんがいらっしゃるので少し遠慮していたのも事実ですが患者の気持ちを分かっていただき、以後のお仕事に生かしてもらいたい気持ちもあり記事にする事にしました。
相性
理学療法士さんと患者ってリハビリ中はかなり『蜜』になるので施術の腕はもちろん相性ってとっても大事だと思うんですよね。
医療現場ですのでそんなの必要ない、自分のもっているスキルを患者に提供するだけだと考えてらっしゃる方もおられると思うのですがいくら医療現場とはいえやはり人と人が関わって『リハビリテーション』というサービスを患者に提供するあるいみサービス業的な側面も少し意識して欲しいかなと患者としては感じます。
ですので明らかに相性が悪いなと思う患者に対しても症状や日常の様子を聞く時などは自分のプライド?を少し抑えてトークのテンポなど相手に合わせる努力くらいはしてもらいたいなと思います。
当たり外れ
ぶっちゃけ、僕の経験として理学療法士さんは『当たり外れ』が非常にある業種だと感じています。
理学療法士になる為には四年制大学か短大、専門学校などで最低3年間学び国家試験に合格する必要があるという事ですが中には僕の最初の担当理学療法士さん(以降PT)のように「本当に国試に合格したの?」というPTさんもいらっしゃいます。
僕の理学療法士さんとのお話は下の記事をお読みください⬇️
いやぁ、意外とズラーっと並びましたね💦
一年前にこんなに書いていたのはびっくりです。
僕の昨年の入院中だけでも本当に色々ありましたね、、
知識量
上にリンクした記事にも書いていますがPTさんの『知識量』の違いって本当にすごいんですよね。
PTさんは皆さん国家試験に合格してらっしゃるはずなので一定の知識は持ち合わせておられるはずなのですが「本当にそんな事も知らないの?」って事がたくさんありました。
たしかに僕は自分も中学から社会人(実業団)までスポーツをやっていましたし、二人の娘のスポーツのサポートもしてきたので自分や娘達の故障に数多く携わっていてその都度市販の本や専門的な医学書なども読み漁っていたので普通の方よりは知識量は多いとは思います。
しかしそれを差し引いても『勉強不足』としか感じないようなPTさんがいらっしゃいます。
「それでもプロですか?」と言いなくなりました。
僕は現在、自営業ですが以前は料理人をしていました。
調理師免許も持っているのですが僕はどんな職業でもそうなんですが『現場に出てから辞めるまで勉強』だと思っています。
料理なら調理器具などの発達により例えば真空調理のように新しい技法が出てきてその都度自分でも色々調べたり勉強したりするんですよね、どうな業種でも当たり前の事ですよね。
理学療法士さんに当てはめると自分たちの施術の進化はもちろん、新しい手術法などもその後のリハビリテーションを任されるPTさんはその周辺知識も得る必要あるはずですよね。
僕の意見を全て受け入れるとそれこそ全診療科全ての医療知識を持つ必要があると指摘されそうですがほとんどの病院ではたぶん担当を決めてらっしゃいますよね?
もしそうじゃなかったら、、、問題外だと思います。
専門知識の高いPTさんの優位性
実際、娘の場合は分離症寸前まで悪化した腰痛がスポーツの専門知識のあるPTさんのおかげで治療もなく投薬すら無しで運動フォームの見直しだけで完治させていただきました。
大阪在住の有名スポーツ選手が多く通う整形外科専門病院なのですが、その病院のリハビリテーションルームにはあらゆるスポーツの道具が常時置いてあり、動きのあるトレーニングが出来る広さがありました。
バットやグローブ、ゴルフクラブ、テニスラケット、卓球ラケット、竹刀、びっくりした所ではビリヤードのキューまで置いてありました。
実際に患者がそのスポーツの道具を使い、痛みが出る時と同じ動作をしてフォームをチェックし、修正すべき点や故障しない為に意識する筋肉などをアドバイスいただき週に2回2時間ほどフォーム修正に通いました。
それこそ専門知識のなせる技ですよね。
職場環境や作業を聞いて欲しい
これ、意外とやってくれないんですよね。
基本的考えはスポーツと同じです。
腰痛、特に椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、すべり症などの原因は仕事での作業フォームである事が非常に多いですよね。
僕が今現在、仕事をしていても再発もなく痛みが出る事もほぼなく過ごせているのは作業一つ一つの際にフォームを意識するようになったからなんです。
僕の場合は担当PTさんに頼れなかったので自分で意識したり調べたりしたのですが普通の患者さんには難しいと思います。
なのでPTさんには是非椎間板ヘルニアなどの疾患で手術した患者さんを担当する際には仕事環境や作業工程、作業する時の体勢(フォーム)などを聞いていただきアドバイスなどをしていただきたいんです。
もちろん、患者さん本人からそういう要望をPTさんに伝えるアプローチも大事だと思います。
どちらかというと退院後の通院リハビリの際になると思うのですが整形外科では術後150日まで通院リハビリが可能なのでその期間内にそういったリハビリをお願いすると良いと思います。
まとめ
今回は『理学療法士さんに求めるもの』というテーマを記事にさせていただきました。
日々の業務に追われてなかなかご自分の勉強に費やす時間確保は難しいかもしれませんが、患者さんの為にも、ご自分のスキルアップの為にも是非理学療法士の方々にはより専門的な知識を持っていただきたいと思います。
患者さんの方々はせっかくのリハビリなのでルーティーン的に受けるのではなく、自分の今の現状、そして退院後日常生活や職場復帰した場合の事などを理学療法士さんにしっかり伝えてルーティーン的に受けるリハビリではなく理学療法士さんというプロの力を借りて『有意義なリハビリ』にしていただきたいと思います。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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