薬の専門家との会食〜リリカから卒業しませんか?〜
薬の専門家と会食〜リリカから卒業しませんか?〜
以前どこかに記事にしたか、もしくなツイートしたかと思いますが僕には薬の専門家の友人が2人います。
そのうちの1人との会食が先日ありました。
彼は昨年まで某一流製薬会社の研究開発部に勤務していて今年から、某大学の薬学部の准教授となりました。
僕自体は中途半端な経歴で学歴もないのですが娘たちのスポーツなどを通じてたくさんのコネクションを作る事ができています。
今回の記事では会食中に主なテーマとなった腰痛と薬についてのお話をお伝えしようと思います。
、というより楽しい友人との会食がブログの記事の為の取材みたいになってしまいました💦
身の危険が生じる可能性があるような内容も多かったですが、、
そこはカットしていきます。
あっ、ちなみに焼肉食べましたw
ガイドラインの闇
よく当ブログに登場するワード、
『椎間板ヘルニア治療ガイドライン』
椎間板ヘルニアに限らずこの『ガイドライン』には少なからず闇が存在します。
医療系のガイドラインには裏に必ず製薬会社の存在があります。
ガイドラインに携わるガイドライン作成委員にあたる大学教授や学会委員には、表に現れるだけでも年間総額数千万円〜数億円の製薬会社からの謝礼などのお金が渡っています。
現在はこの謝礼金は製薬会社が開示し、僕たち一般人にもインターネットを通じて確認する事ができます。
つまり、ガイドラインの裏には製薬会社への忖度がある事を否定することは事実上出来ないという事になります。
そこで僕が調べて見たところ2017年からはガイドラインに携わる委員は製薬会社からの謝礼金が一つの製薬会社から年間100万〜200万円以上受け取ったいわいる利害関係のある場合は作成委員会に参加出来なくなっているようですが強制力のないところなのでこれまたグレーといったところでしょう。
椎間板ヘルニアに当てはめてみる
勘の良い読者の方、『椎間板ヘルニア治療ガイドライン』を熟読された方なら前述した話を読んで気付いたことでしょう。
現在の椎間板ヘルニア治療ガイドラインほどそういった話にぴったりの病気はないでしょう。
2020年現在、何の知識もなく近所の総合病院の整形外科やクリニックを訪れたとすると初心の場合結果は明白です。
皆さん初診の時90%いや、95%は言われたでしょ?
「とりあえず痛み止めと湿布出しておきますね。」って。
そして痛みが収まらず2度目の受診でレントゲンやMRIを撮って椎間板ヘルニアだと診断された場合は
「とりあえず痛み止めとコルセットで様子みて下さい。」
※特にMRIなどの画像診断を重視し、詳しい問診、触診などを軽んじている最悪な医師はそういった処方をする傾向にありますので注意が必要です。
そして、その痛み止めが最初は非ステロイド性抗炎症薬の「ロキソニン」などから始まり、その効き目が悪いとみると、次に神経障害性疼痛治療薬である「リリカ」などに切り替わる。
それでも効果が薄ければモルヒネなど医療用麻薬と同じオピオイド鎮痛成分を配合した「トラムセット」などと段階を経て副作用や離薬困難な薬へと移行していってしまいます。
椎間板ヘルニアは整形外科の病気でありながらいわいる『薬漬け』になりやすい病気になってしまっているのも前述からの繋がりがないとは考えにくいです。
年間1000億円
当ブログの読者の方々や、Twitterのフォロワーさんで一番多いのが「リリカ」の服用者です。
そして離薬に最も苦労しておられます。
先日も某フォロワーさんが初めて処方されたこの薬のせいで体調を崩されてました💦
その「やめられない薬」リリカですが皆さんリリカってどんな薬かお分かりでしょうか?
僕も先日までは知らなかったんですが💦
友人に目から鱗の詳しい話をご教授いただいたのですが薬機法の関係で僕のような医療関係者ではない人間がその事について書く事はできません
ので一度リリカの詳細を薬学レベルで詳しくググってみて下さい。
なぜ椎間板ヘルニアにリリカが効かない人がいるのか明確にご理解いただけると思います。
それなのに医師はリリカを処方するんです。
2010年からリリカはそれまでの対象病態に加え、適応拡大によって神経障害性疼痛に認められました。
今では対象病態以外の慢性腰痛などでも処方されています。
ここで少し驚愕の数字をお伝えしましょう。
2018年のリリカの売上額を挙げてみましょう。
その額なんと年間1000億円弱‼️
しかもその大半は対象病態以外の患者に処方されたものだそうです。
毎月毎月、高額な薬代を支払っている人いませんか?
そして患者さんは副作用や離薬に苦しむんです。
結局のところ
では結局どうしたら良いか?
ですよね。
最近読んだ本にヒントがありました。
というか日頃から当ブログを読まれてる人でそれを実行されてる方は「やっぱりそれしかないのか。」と思われると思いますが。
新潟にある「こん整形外科クリニック」http://kosmi.jp/kon/
という病院が椎間板ヘルニアの患者さんに行っている治療法です。
まずはリリカなどからの離薬、減薬の指導をサポート。
その後、理学療法士とリハビリというのが普通の整形外科なのですがその病院では理学療法士に加え、トレーナーが併設のトレーニングジムで椎間板ヘルニア患者に多くみられる股関節などの機能障害に重点をおき患者のコンディショニングをサポートし、薬はQOLを保つ為だけに一時的に使うのみに限定する。
基本は上記のような運動療法。
僕は当ブログで前々からこのようなスタンスの病院を希望していましたが既に実際に存在していたようです。
僕がいつもいうように本当に根治させたいのなら薬に頼らず運動療法で根治を目指すというのがこれからのスタンダードになってくれる事を願って止みません。
この記事を読んで少しでも多くの人が冷静になり、現在の自分のおかれている状態に気付き減薬、そして離薬されることを心から願っています。
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