【椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症】日帰り手術ってどうなん？
【椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症】日帰り手術ってどうなん？
先日質問箱にこういった質問が寄せられました。
日帰り内視鏡手術への質問です。
そこで今回は日帰り手術への僕なりの考えをお伝えしたいと思います。
経験者ではありません
といっても僕は内視鏡手術も日帰り手術も経験はありません💦
しかし、フォロワーさんの中には経験者さんが数人いらっしゃいます。
統計的なお話にはなるのですが確率的には日帰り内視鏡手術のフォロワーさんの中で経過が良い話はあまり聞いた事はありません。
中には『ゴットハンド』と呼ばれている医師の手術を受けて経過が悪く、しかもそのクリニックには入院施設もリハビリ施設もなく結局転院された方もいらっしゃいます。
猫も杓子もインターネットの世の中なのでこのブログの読者様はいろいろなサイトなどで手術前すごく痛そうにして歩けなかった患者さんが手術後数時間でテクテク歩いて変えるという動画を見た事がある人がほとんどだと思います。
しかし僕は知っています。
それが全員ではないという事を。
鵜呑みにしてはいけないという事を。
そういった結果が得られる可能性はゼロではありません。
ゴットハンドハンドは本当
前述した内容と矛盾しているように感じるかもしれませんがゴットハンドを持つ医師の腕は本当に確実かつ正確なのは本当です。
『外科手術的には』完璧な仕事をなさるのがゴットハンドと言われる由縁です。
序詞の意味
しかし、お気付きの方もおられるように『外科的には』という序詞を挟まざるを得ないのがこの手の病気の難しくところです。
質問者様の症状は本当にヘルニアや狭窄だけが原因でしょうか？
もしくはその原因によって他の症状も併発していませんか？
僕の経験やフォロワーさんのツイートから探ってみると本当に外科的治療だけしてすぐに元通りという方はほとんど居ないと考えて良いと思います。
しかも今はガイドラインとして自然治癒狙いの保存療法を推し進めているので自然治癒限界時期の発症後3ヶ月で手術対象にまで待ってると余計に難しくなると思います。
リハビリの有無
と、いう事ですのでほとんどの方にはリハビリが必要になるわけです。
でも日帰り手術が中心のクリニックってリハビリ施設って併設していない所がほとんどですよね。
椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症って
僕的にはリハビリが治療の半分以上を占めるといっても過言ではないと思っています。
もちろん、トレーニングも含めたリハビリの話です。
日帰り手術してそのクリニックにリハビリ施設がなくてクリニックでは
「リハビリは必要ありません！」
と言われたけど予後が良くなくて、
リハビリしたいけど出来ない
『リハビリ難民』のフォロワーさんが過去に何人もいました。
いや、本当にリハビリ大事ですよ。
ゴットハンド先生はそういう患者さんがいる事を知っていて見て見ぬふりなのでしょうか？
再発防止の為にも、早く社会復帰する為にもリハビリは必要です。
何度も言いますが日帰り手術して次の日から元気に出勤なんて人は本当に稀ですから💦
そして、ぶっちゃけその稀な人に入れるかどうかは運だと僕は感じています。
外科的には完璧でもそれまで長期間神経を圧迫してしまっていた患者さんの神経が数時間ですぐに回復する訳ないですね。
超運が良かったらあり得るのかなってレベルです。
フォロワーさんのほとんどが短くて1週間、長くて1ヶ月ほど入院してリハビリして、退院してから3ヶ月ほど療養、リハビリ、トレーニングしてから社会復帰って感じです。
それでも完璧に完治したと言えるフォロワーさんはごく僅かなのがリアルな現状です。
質問への答え
最後に質問者様への答えを僕なりに答えさせていただいてこの記事を締めようと思います。
簡潔にまとめると、
手術後、もし予後が悪かった場合にリハビリ出来る病院や施設、場合によってはパーソナルトレーニングジムなどが確保出来るなら日帰りでも問題ない。
と思います。
パーソナルトレーニングジムは大袈裟ではなく実際本当にリハビリトレーニングとして利用しているフォロワーさんもいらっしゃいます。
理由はやはり素人が映像や画像だけで得たトレーニングフォームでトレーニングする事は危険だからです。
もし、それが不可能であるならば一般の入院施設、リハビリ施設がある病院で手術をお受けになる事をおススメします。
転院が簡単ではない事は何度も色んなフォロワーさんに相談されているので分かりますが、、、
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